てんやのブログ

子犬の食事についてかかりつけ獣医から聞いた有益な話


3代目うちの女の子が血便だったので、かかりつけの動物病院へ行って診察中に出た話。

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2022年05月02日
【注：犬の便画像あり、不快な方は見ないでね】3代目うちの女の子、血便したので動物病院へ行った。

便の話なので、当然その元である食事についても話があったわけですが、目鱗な話だったので書いておこうという次第。
子犬を買ったときに、ペットショップから食事(エサ)の分量やら内容を教えてくれますが、その通りにしないほうが良いという内容でした。まあ、個別事情にもよるかもしれませんが。
話の流れ通りの医師とわたしの質疑順に書くとだらだらとなってしまうので、箇条書きっぽく。

まずは、エサの分量・内容の話。

１．背中をさすると背骨がわかる。脇をさすると肋骨がわかる。見た目は毛皮で騙されてるが、これは痩せているということ。エサをもっと食べさせるように。量が少ないと痩せたまま育つことになり弱い身体になる。エサをやったときに、エサがなくなってからも器を舐め回してるなら足らないということ(うちの女の子、実際そうでした)。

２．分量は、欲しがるだけ与えても良いくらいだが、多すぎると下痢したりする。ただ、量が多いことによる下痢は問題ない。分量を多くする場合、１日に３～４回に分けて与えるように。１回分が多すぎないようにする。消化が追いつかなくなるので。

３．ふやかす必要はない。固形のまま与えればよい。子犬用の小粒のものならこの月齢でも食べれる。ふやかすと、水で腹が膨らむだけ。基本、犬は噛まずに飲み込むだけなので柔らかくしても余り意味ない。水が多いと大腸炎になりやすい。必要な水分はエサとは別に飲めば良い。水は器でやるように。先端を舐めるやつはダメ。

４．ミルクも与えなくてよい。

上記は、ペットショップが言う分量や与え方とは違っていますね。
以下はペットショップ絡みの話。

　ペットショップの言う分量は少ない。月齢と体重による餌の量の表あるが、(成犬時)小さい子に合わせている。同じ犬種でも大人になったときのサイズが大きい子と小さい子の差があるので、大きくなる子にとっては量が少ない。エサを少なくやったからといって、成犬時サイズが小さくなるわけではない。必要な成長ができない。成犬時のサイズは遺伝によるので、本来は一律決まった量にはならない。
　ショップは(成犬時)小さい子に合わせて少なめの量にしている。多めに与えると下痢して文句言われるので。特にコーギーは成犬時サイズの差が大きい(8～14kg)ので注意。
　子犬を買ったとき、たまにペットショップやブリーダーが聞いたこともない外国メーカーのものをくれる時があるが、フードのメーカーは国内で有名なメーカーのものにするのが良い。(うちはよくあるメーカー製のをもらってます)


というわけなので、帰宅後、医師の言う通り、エサをカリカリのまま、1回分の分量(今まで1日朝晩の2回やってました)をやったところ、カリカリ噛んであっさり全量食べました。
おーー、食べれるじゃん。
女の子がうちに来て3日目に聞けてよかった。
成長に必要な栄養が足りないまま育っていくところだった。
地味に助かるのは、15分ふやかす行為が不要になることと、粉ミルクを混ぜるのも不要になること。手間が減って助かる。

カリカリのまま食べても便が普通なのかも後数時間したらわかるし、デブになるのも困るから、とりあえず明日からは1日の分量を今まで(と言っても2日だけですが)の1.5倍とし、朝昼晩3回やろう。
体格(痩せ具合太り具合)と食欲を見ながら調整していこう。
ペットショップのエサの分量表は気にせずに。

ミルク新品買って数回しか使ってない。
将来、食いつきが悪くなった場合に、賞味期限が切れてなければ使うか…。

そういえば、昔はエサの分量なんか指定されなかったでしょというのも言われたな。
たしかに、初代うちの女の子のときはグラム単位で指定などなかった。個体の状況に合わせてやってたな。
ま、初代うちの女の子は、2代目・3代目とは別の個人経営のショップから買ったので、ショップによって言うことが違うのかもしれませんが。2代目・3代目は某チェーン店。

補足追記 2022/5/3
ショップの食事量の表の枠外に、
『※個体や運動量により調節は必要です。』
と一応書いてありました。