製作記…φ4.4mm 5極バランス標準プラグ→φ2.5mm 4極バランスプラグ 変換ケーブル
製作記…φ4.4mm 5極バランス標準プラグ→φ2.5mm 4極バランスプラグ 変換ケーブル 過日、デジタルオーディオプレーヤー Pioneer XDP-30Rを購入しました。関連記事 これには、アンバランスとバランスの両方の出力端子があり、バランスの端子はφ2.5mm 4極用です。が、自分はφ2.5mm 4極プラグのヘッドフォンやイヤフォンは持ってないので、聴くことができません。L,R独立のφ3.5mmステレオプラグ×2のヘッドフォンSONY MDR-Z7とMDR-1Aは持ってるんですけどね。 なので、φ3.5mmステレオプラグ×2→φ2.5mm 4極バランスプラグ変換ケーブルはないかなと探したんですが、結局なかったんです。でも、検索しているうちにφ4.4mm 5極バランス標準プラグなるものがあり、しかも、MDR-Z7とMDR-1A用のφ4.4mm 5極バランス標準プラグのケーブルがSONYから最近発売されていたことがわかり、これを使えばφ4.4mm 5極バランス標準プラグ→φ2.5mm 4極バランスプラグ 変換アダプターも使用してXDP-30Rに繋げられるなと考え、ケーブルを即注文し6/3に届きました。SONY MUC-B20SB1(MDR-Z7用) & MUC-S12SB1(MDR-1A用) ヘッドフォンケーブルソニー MUC-B20SB1 ヘッドホンケーブル 5極4.4mmバランス⇔3極ミニプラグ×2 2m価格:25434円(税込、送料無料) (2017/6/24時点)SONY(ソニー) MUC-S12SB1 MDR-1A/100A用4.4mmシングルバランスヘッドホン用ケーブル【送料無料】価格:25790円(税込、送料無料) (2017/6/24時点) これで、あとは変換アダプターを買うだけだと思い検索したんですが、なんと!、φ4.4mm 5極バランス標準プラグ→φ2.5mm 4極バランスプラグのアダプターが見つからない。よくよく調べると、φ4.4mm 5極バランス標準プラグは最近できた規格で、ただのジャックさえ1種類しかない?ことがわかり、えーっ!、ケーブル2種、48860円は無駄金になるのかと愕然となりました。 が、しかし…、気を取り直して、無いのなら作ってしまえ、ホトトギスとばかりに、部品を揃えた次第です。ま、今回使用する部品にたどり着くまで余分な部品も買ってしまいましたがw で、ケーブル初自作に挑戦です。自作と言っても、市販のイヤホンのリケーブル用のケーブルの改造ですが。それが一番簡単にできそうだったので。 使用部品は以下。G&V 2.5mm 4極 MMCX 対応 バランスケーブル 1.2m赤い帯はわたしがLR区別用にR側に巻いたものです。2.5mm4極プラグ 対応機種:ONKYO DP-X1, DP-X1A, DP-CMX1, DP-S1, XDP-30R, XDP-300R, iriver AK70・AK100II・AK120II・AK240・AK380、SounDroid VALOQ・VANTAMシリーズ ちなみにこれら機種の2.5mm4極プラグのピンアサインは先端側から順番に、R-,R+,L+,L-、です。機種によっては違う場合もあるようです。amazon G&V 2.5mm 4極 MMCX 対応 バランスケーブル 1.2m SE-2BA-CO-Lなんか、わたしが買ったときと少し仕様が変わってますが…。日本ディックス(Pentaconn) PENTACONN φ4.4バランス接続ジャック ちなみに、端子配列は、MUC-B20SB1を繋いでテスターで調べたところ、プラグを挿す穴が開いている側から順番にGND,R-,R+,L-,SW,L+、でした。e☆イヤホン 日本ディックス(Pentaconn) PENTACONN φ4.4バランス接続ジャック 部品は以上2点ですが、細いケーブルにはんだ付けするので極細φ0.6mmはんだも購入。OYAIDE SS-47 0.6mm (20g)e☆イヤホン OYAIDE SS-47 0.6mm (20g) あと使うのは、手持ちの熱収縮チューブです。まずは、G&V 2.5mm 4極 MMCX 対応 バランスケーブルのイヤフォン側の端子を切り取り写真はR側。被覆をむき、芯線をほぐす先端はんだ固め(R側)赤い被覆の芯線が+、青が-。熱収縮チューブをあらかじめ通しておくR-ジャックの端子にはんだ付けはんだ付けに手こずって収縮チューブが少し縮んでしまいました。端子側にはあらかじめ予備はんだをしておきますR+ジャックの端子にはんだ付けL側、被覆をむき、芯線をほぐすはんだ固め(L+)ちょっと、コツが分かってきました。はんだ固め(L-)L-ジャックの端子にはんだ付けL+ジャックの端子にはんだ付け熱収縮チューブを端子にかぶせる収縮させるヘアードライヤーを使って。太めの熱収縮チューブを端子にかぶせるL側は端子が離れているのでできるだけ端子に近いところまで。太めの熱収縮チューブを収縮させる(写真撮り忘れました)MUC-B20SB1と繋げてみた実は、収縮チューブを収縮させる前に試聴してます。芯線接続ミスがないかどうか確認のため。ジャック&プラグ接続φ4.4mm 5極バランス標準プラグφ2.5mm 4極バランスプラグとMUC-B20SB1のヘッドフォン側プラグRLをまとめる接続XDP-30R、バランス接続部 やっぱり、アンバランス接続に比べて、バランス接続だと音がぜんぜん違いますね。左右の音の分離がはっきりするし、音の位置もより分かるようになるし、音場の広がり感も出るし。 作ったかいがありました。ヽ(´ー`)ノ