カテゴリ:お寺・神社の話
足利周辺のお寺巡り日記、その1の続きです。
足利学校のすぐそばに、鑁阿寺(ばんなじ)という、難しすぎる漢字のお寺があります。 「足利氏二代目の足利義兼が、建久7年(1196年)に、邸内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祭ったのが始まりといわれています」(足利市公式HPより) お堀に囲まれた四角い境内の中は広くて整備されており、本堂は国重文、多宝塔や鐘楼もあります。 お堀(カモがいっぱいいる)に屋根つきの太鼓橋がかかって、その先に立派な門。 歴史を刻んだ名刹の貫禄をただよわせています。 ちゃんとここにも、火気厳禁ボード(^^)。 お堂の中には入れず、御本尊の大日如来も非公開のよう。 鑁阿寺といえば! UnKブツ好きな方ならもちろんご存知、あの鑁阿寺文書のある鑁阿寺です♪ 鑁阿寺文書(ちゃんとした名前は鑁阿寺樺崎縁起并仏事次第)に「樺崎寺下御堂ってところに三尺で全面金色の金剛界大日如来像を納めたよ、建久4年にね」って書いてある、その大日如来が、今東博にある、UnK作大日如来像のことではないかと言われています。 ここのお寺にUnK仏をしめす文書があったんだなぁと考えながらお参りしました。 最後に群馬県太田市にあります、長楽寺と世良田東照宮という、隣り合っているお寺と神社に向かいました。 長楽寺は小さなお寺で、どなたもいらっしゃらない様子。 ほかに訪れる人もなく、杉木立の中にぽつんとあって、一人だったら心細くなってくるのでは・・・。 「太鼓門」というちょっと変わった門がありました。 門の2階に太鼓があったのかな? 世良田東照宮は東照宮というだけに、鮮やかな彫刻がある社殿でした。 日光に比べると規模はだいぶちっちゃくなってますが、こんな人気の少ない所に、歴史あるお堂が突如現れるのが不思議です。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月19日 16時48分31秒
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