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キリスト教カルトを斬る

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2010.07.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類

日本聖公会は謝罪するつもりはないのでしょうか


 京都教区内の教会で行われた管区小審判廷の内容が記

されたメールがたくさん届いていましたが、今日になっ

てやっと、それらを読むことが出来ました。そして案の

定、管区小審判廷も、ご自分達自身が謝罪しなければな

らない立場にあるということをご理解されていないのだ

ろう、という印象が残りました。女児への性的虐待とい

う事案がどのようなことなのか、そして被害者の女性は

いまだにPTSDに苦しんでいるという現実をどれだけ

理解されているのか。女性の人権ということに関して、

日本聖公会もかなり積極的に発言してこられていたと記

憶しているのですが、そうしたことがすべてどこかに消

えてしまっているだけでなく、女児への性的虐待行為が

行われたということを、日本聖公会京都教区自身が認め

ているにも関わらず、管区小審判廷はそれを重大なこと

として認識していらっしゃったのでしょうか。


 そもそも、日本聖公会は実に不思議な集団です。所謂

「従軍慰安婦」問題に関しては、かなり積極的に発言し

てきたのですが、京都教区内での女児に対する性的虐待

事案に関しては、『聖公会新聞』は沈黙を貫いているよ

うです。何故なのでしょうか。他の教区の信徒があの事

案を耳にしたら、大きなショックを受けるからなのでしょ

うか。それとも、他に何か大きな力が働いていて、新聞

記事にすることを強権的に押さえ込まれているからなの

でしょうか。もしそうだとしたら、「新聞」という名称

をお使いになることはお止めになるべきです。確かにこ

うしたことは、日本国内の新聞でもそうしたがあります

し、テレビ局などもニュースの時間で取り上げないこと

があるようです。


 「知る権利」という言葉が日本聖公会の聖職者の口か

ら漏れ出たのを、しばらく前に耳にしたことがあります。

しかし、そうした発言をしていた聖職者の方は、あの性

的虐待事案に関してはまったく沈黙されてしまっていま

す。先ほど、風来坊さんから電話があって、明日の夜、

天狗さんと三人でまたお話をすることになりましたが、

天狗さんは、「そんなもんだろ」とおっしゃっていたそ

うです。「司祭になったり、教師になったりしたら、誰

もその立場を失いたくないのだろう」と風来坊さんがおっ

しゃっていました。もしそれが真実だとしたら、日本聖

公会の聖職者は、聖職按手を受けた時に、主教に忠誠を

誓う以上に、神様に忠誠を誓ったことをお忘れになって

しまったか、初めから神様に忠誠を誓っていなかったの

ではないかと思えてきます。それとも、強盗に襲われた

ひとを見過ごしにした祭司のように振る舞うことが司祭

として相応しいことだとお考えなのでしょうか。


 日本聖公会京都教区の現執行部はもう、二度と立ち直

れないだろうと思います。自らが犯した過ちを何とか覆

い隠そうとしているのですから。それも、被害者がいま

でもPTSDに苦しんでいるということを忘れてです。

そして、日本聖公会の管区小審判廷がそれをはっきりと

示さなければ、日本聖公会自身が自らの存在意味を失っ

てしまいます。ひとは、たとえ聖職者であっても過ちを

犯します。しかし問題は、その過ちを認識し、悔悛する

かどうかということであり、その悔悛するということは、

はっきりとした結果を出すことでもあります。ジャーナ

リズムを集めて「謝罪の記者会見」を開いても、被害者

とそのご家族に誠実に謝罪しなければ、謝罪したことに

はなりません。日本聖公会の管区はそのことを十分に認

識していらっしゃるのでしょうか。そして、日本聖公会

ご自身が被害者とそのご家族に謝罪すべきなのではない

でしょうか。






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Last updated  2010.07.13 21:45:56



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