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キリスト教カルトを斬る

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2010.11.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類

奇妙なこと

 

 昨夜転送されてきたメールに、日本聖公会管区小審判

廷が昨日言い渡した審判が記されているサイトが載って

いたので、早速読んでみました。私が関心を持ったのも、

風来坊さんが「いいたい放題」というブログでおっしゃっ

ている最高裁判所での「上告棄却」という表現です。私

は「却下の決定」だと認識してきました。これは単なる

言葉の使い方の相違ではありません。最高裁判所は裁判

官が15名しかいません。これは裁判所法第五条で決め

られています。(最高裁判所長官+判事14名=15)

ところが、最高裁判所に上告される民事訴訟が非常に多

く、すべての審理を行うことが大変に難しくなってきて

しまったので、民事訴訟法を改正して、特別な理由がな

い限り審理(法廷で)を行うことなく、裁判官が書面審

査で「上告を却下」することが出来るようになりました。

これは、「いいたい放題」に民事訴訟法の、そのことに

関する部分が引用されてます。


 それとも、あの日本聖公会京都教区で起こった女児へ

の性的虐待(「セクハラ」などという生やさしいもので

はありません)に関する慰謝料請求裁判は、最高裁判所

で審理が行われたのでしょうか。行われていたとすれば、

被上告人(被害者)に最高裁判所から文書が届いていて、

出廷が求められていたと思われるのですが‥‥‥そうし

たことがあったということをどなたもご存知ないようだ

と天狗さんから電話がありました。この最高裁判所での

上告審に関する部分も含めて、平成10年1月1日から

施行されています。そして、上告人が最高裁判所へ上告

したのは2005年4月15日のことです。そして、最

高裁判所の「上告棄却」が出されたのはそれから約3ヶ

月後の7月19日だとされています。平成10年は私の

計算では1998年です。審理をせずに(法廷を開かず

に)、上告棄却の判決をすることは出来ません。そして、

最高裁判所が3ヶ月で審理を行い、判決を出せるとも思

えません。


 日本聖公会管区小審判廷の誤解なのでしょうか。それ

とも、最高裁判所は審理を行ったのでしょうか。風来坊

さんにも電話でお伺いしましたが、あり得ないだろうと

おっしゃっていました。それでも、このことに関しては

大事なことですから、確認していただけるようにお願い

してあります。「上告棄却」と「上告却下」では意味が

まったく異なると、ある法曹関係者の方がおっしゃって

いました。言い換えると、はじめから「却下」されるこ

とが分かっていて、あえて上告したとも考えられるとい

うことだそうです。一般通念上は「民事は二審」という

のが常識だとおっしゃっていました。そして、もしそう

だとしたら、何か作為的なものがあるようにも思えます。

「上告棄却」と「上告却下」に大きな差があることをご

存知の方はあまり多くはないように思えます。それでも、

「上告棄却」という言葉は、新聞やテレビから聞こえて

来る言葉ですから、最高裁判所でも審理が行われたのだ

と考えてしまう方が多いように思えます。


 私は教会でもこのことを皆さんにお話ししてきました。

教会はどうあるべきなのかということを、皆で考え、祈

り求め続けています。教会員の中には、はじめは「聞き

たくない」とおっしゃっていた方もいましたが、いつ何

時、この教会でも同じようなことが起きるやもしれませ

ん。そうした問題が起こった時に慌てふためくことがな

いようにしておく必要があると思っています。世界の教

会はそうした対応を積み重ねることによって成長し続け

なければならないのではないでしょうか。あってはなら

ないことは、「起こらない」とは限りません。一人一人

の人権が大きく守られていくためには、私たちはまだま

だ不断の努力を続けていかなくてはならないのではない

でしょうか。うちの教会では、風来坊さんに「遊びに来

て」頂いて、みんなでお話をお伺いしようと思っていま

す。「謝礼は缶ビール3本でいい」と天狗さんがおっしゃっ

ていました。

 






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Last updated  2010.11.10 12:25:44



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