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テーマ:ipod(463)
3月15日のブログから一日挟んでしまいましたが、
今日はアナログレコードのテラミス流リマスタリングの実践編です。 ≪使用機材≫ アナログターンテーブルTechnics「SL-3300」 アンプ(PHONOイコライザー)Sunsui「AU-α777DG」 サウンドカード Creative media「Audigy 4 Digital Audio」 音楽編集ソフト Digion「Digion audio 2」 アナログ録音接続ケーブル オーディオテクニカ「AT-DV61A」 アナログターンテーブルTechnics「SL-3300」 PHONOイコライザーはSunsui「AU-α777DG」 「Audigy 4 Digital Audio」へアナログ接続、オーディオテクニカ「AT-DV61A」 ≪準備≫ (1)サウンドカード「Audigy 4」のLINE IN端子とアンプ「AU-α777DG」のREC OUT端子を アナログ録音接続ケーブル「AT-DV61A」で繋ぎます。 (2)「Digion audio 2」の録音設定をします。 今回は、周波数を48000Hz、データ幅を16ビット、チャンネル数をステレオにします。 ここがミソ、iPodが周波数帯域48000Hzに対応しているので、 CDの規格44100Hzを越えたワイドレンジで録音します。 LPレコードにはCDではカットされる音域(超音波)まで記録されているのです。 (ちなみにTechnics「SL-3300」の再生周波数帯域は20~25,000HZ) (3)録音レベル設定をします 一番大きい音がレッドゾーンを越えないように設定ですが、適当で大丈夫です。 なぜなら、録音後にノーマライズ機能でレンジを可能な限り拡大することが できますので、レベルオーバーするよりは低めに設定したほうがいいです。 ≪録音≫ LPレコードをターンテーブルにセットしたらDigion「Digion audio 2」の [録音開始]ボタンを押します。 (シンクロ録音にしておくと、針が降りた瞬間から自動で録音が開始されます。 また、片面が終わると自動的に録音終了します。) 読み込んだデータ(WAVデータ)は一度ハードディスクに保存します。 ≪編集≫ アルバムの片面全曲がひとつのファイルになっていますので、波形を見ながら。 1曲ごとに切り出し、曲名をつけて保存していきます。 このとき、エフェクト機能で 「レンジを可能な限り拡大するノーマライズ」、 「プチっというレコード針のノイズをカット」、 「電源ノイズカット」などができます。 後は、できあがった曲ファイルを「iTunes」にインポートすればOK。 ≪iTunesへインポート≫ WAVデータの容量が気になるひとはiTunesの変換機能で、お好きなビットレートに変換しましょう。 ただ、テラミス的にはせっかく48000Hzのワイドレンジで録音したので高音域をカットするのはもったいない。 LOSSLESSで聴くのがオススメです。 スペアナソフト(Wave Spectra)でみると24,000HZ以上の音域まで記録されたのがわかります。 デジタルリマスタリングで作った曲は、CD化するぐらいならiPod(48000Hzのlossless)で聴きましょう。 理論的には、CDよりワイドレンジ(いい音)なんですからね。 ------------------------------------------------------------------------- 長くなりましたが、「テラミス流デジタルリマスタリング for iPod」 いかがでしたか? さあ、皆さんも眠っているレコードを復活させましょう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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