真空管アンプでiPodを聴きたい(3日目)
今日は真空管アンプTU-870のエージング(慣らし運転)で、一日中iPodを聴いていました。真空管アンプを使ってみて判ったことです。1.スイッチをONにしてもすぐには音が出ません。2.音が出始めてから数分間ジーというノイズがでることがあります。(時間が経ち安定してくるとノイズは気にならないレベルになります。)3.真空管のまわりはかなり熱くなります(冬場は暖かくていい?)ので、近くに物は置かないほうがよいと思います。というように、自己主張の強いワガママ真空管アンプと付き合うには、ある程度寛容な心が無いとダメです。 しかし、それを補って余りある程、真空管アンプは素晴らしい点がたくさんあります。”超まろやか~”な音質面はもちろんですが、驚くべきはその高効率性です。TU-870の仕様書には、定格出力:2.0W+2.0W(8Ω負荷時)、消費電力:30W(ちなみにBOSE SoundDockは 消費電力(最大):36W)となっています。このスペックでTANNOYのFUSION1(8Ω)を余裕でガンガン鳴らしてくれました。ボリュームは全体レベルの30%程度上げれば十分。電気代もわずか。まさに、地球環境にもお財布にもヤサシイ省エネオーディオです。自画自賛ですが、一日中音楽を聴きまくるにはこれらは最適の組み合わせなのです。改めて"iPodのある音楽生活”にテラミスがお勧めいたします。