今朝、業者さんに来て貰った。その業者の社長であり、うちはこの人とずっと打ち合わせをしてきた。

まずは基礎で疑問に思っている部分を夫が質問。
ブロック塀を建てる場合の基礎の根入れが決められた基準より浅いのではないか、という件。
話しても「大丈夫です。鉄筋入れてますから」ばかりで埒があかないので、実際に掘ってもらう。

規定より浅くても鉄筋を入れているから、砕石部分も根入れの長さに含まれるから、西側は側溝があるから支えになっている、とかそんなことばかり。
いくら鉄筋をいれようが、砕石を敷こうが、浅くしか入っていないブロック塀は倒れるでしょう・・・。鉄骨だろうが鉄板だろうが少ししか埋めずに立てればすぐ倒れるよね・・？

「大丈夫です。大丈夫です。今までずっとやってきて倒れてませんから。」を連発。
あなたのその「大丈夫」という言葉。それが何の保障になるの？倒れて怪我人が出たりしてからじゃ遅いんだよ？

結局3箇所掘ったが、業者さんの説明は納得できるものではなかった。

話が全然要領を得ないので、基準の資料を持ち出して、もう一度おかしい部分を指摘。
夫の持っている資料と業者さんの言い分が明らかに違うので、ブロック協会にうちが確認をすることにした。⇒後日確認。


ジョリパットの塗りの汚い件。
業者さんは別になんとも思ってなかった様子。クレームをつけられて「はぁ？」って感じ。
「そのうち1ヵ月後くらいには色が変わってわかんなくなりますよ」だって。(°.°;
色の問題じゃないでしょ・・・。1ヶ月後にはこの汚い仕上がりもわかんなくなるってわけ？


門柱正面は全部剥がして再塗装って言いましたよね？って言うと、
「いや、固まっちゃったんではがすのは無理です。ぼこっとなった部分だけ削りました。」としれっと。


だーかーらー・・・前の言ったのと全然話が違うでしょ～・・・。


自分が「全面はがして再塗装」って言ったでしょ、こないだの話し合いの時。
それを固まっちゃったからはがすのは無理、って・・・。
固まるまで放置したのはどこのだれ？
ぼこっとなった部分を削った処置がこんな汚くなっているのに、よく言えるなぁ・・。


夫が「サンダーか何かで全部削って塗り直して」って何度か言ってようやく

「じゃぁ削りますか？でも分厚くなってガラスブロックのところとかでっぱっちゃうし、機械が入らないから、壁の重なり部分はできないですよ。」

キレイに直す気まるでなし。

おまけにさらに変にされそうな予感・・・。

でももうそうするしかないのでとにかくやってもらうことに。
門柱も全部ではなく、一番汚く思える向かって左の門柱の表面と、向かって右の裏面のみやり直し。あとは我慢することにした。。。(-_-)

塀の天板から垂れ下がった部分の補修もひどかったので、そこもどうにかキレイに直してくださいと頼んで
「彼も左官歴35年ですから何とかするでしょう」みたいな言い方。だったら最初からちゃんとやらせてよ。。。



次に立水栓の凍結や水抜きのことを聞いてみた。

「3年間同じものを施工してますが、クレームあったの1軒もありませんから大丈夫です」

クレームがないのと実際に凍結・破裂しなかったかはイコールじゃありませんけど・・・。


立水栓のバンの排水口が上に飛び出ているのでそのことも聞いてみた。
「この排水口の部分って最初からこうなっていたんですか？それともそちらで施工したんですか？」

「これは最初からこのままです～。」

「これだと排水口の縁にゴミとかたまりますよね？」

「掃除すればいいですよ。それに3年たてばコケが生えて流れるようになりますから」

は？？？
コケ生えるの待ちますか？支払いはコケが生える3年後でもいいですかね？
ふざけてるんですかね？この人は・・・。

うちはコケ生えるのを待っていられないので、透明シーリングで調節してもらうよう頼んだ。

（これは帰ってからわかったことだけど、この立水栓の組み立て説明書がカタログにあって、どうやら排水口は業者さんが施工したものらしい。また嘘が・・・）



夫が「社長さんに色々お願いしても全然現場に伝わってないっていうか、そのとおりにやってくれないこと多いですよね」って言うと

「彼ら、言うこと聞いてくれないんですよ～。何言ってもダメなんですよ～。」

はぁ～～・・・・？？？何言っちゃってんの？この人。

ほんとに耳を疑った。本気でこういうこと言っているの？

塀からフェンスにつながる部分を斜めにばっさりやられていたので、アールをつけて下さいとお願いしていたのもやってもらえなかった。
「ここもアールにしてって言ったのに、やってくれてないですよね」って私が言うと

「そこはうちの職人が、一直線に塀が来てるからアールなんて変だ。って言ってやってくれなかったんですよ～。それに昔の塀は一直線のものばっかりで柔らかいアールの形にするなんて最近流行りだしたことだから、あんまりやったことないから。」

はぁ～～～～・・・？？？？
今さら何言ってんの？？もうここら辺で倒れそうになった。


「じゃぁ、門柱のアールの形もやらなかったのは本当はそういう理由？」って聞くと

「そうなんですよ～。もう言うこと聞いてくれなくて～。アールなんてついた門、あまりやらないですからね。」

終わってますね・・・この方達・・・。

客の意向は無視するわ、言うこと聞かせられないわ、アールなんてやったことなかったのに、いろんな言い訳をして形変えてやっちゃうわ、その言い訳も全部嘘だわ・・・。

どうなの？この人達・・・。

やっぱり出来なかったんだ・・。
ブロックをアールに削ると歯が飛んで怪我するからできないって言っていたのも思い切り「嘘」だったんだ～～。
いや本当にビックリ。

呆れながら庭に戻ろうと歩いていたら、ご近所のおばさんが「立派に作って～」と声をかけてきた。
ものすごい複雑な気持ちでお礼を言った・・・。


業者さんは今日ひとことも「すみません」を言わなかった。

雨の日に施工しなかったら良かったわけですよね。
あの日左官屋さんはやらないって言ってたのにやりましたよね。
補修もすごい汚いですよね。
頼んだ形にしてもらえてないですよね。

そういう話をしても一切謝らなかった。

業者さんもうるさい客だと思ってるんだろうな。
でも普通にちゃんとやってくれればそれでいいんだってば。やらないからこういうことになるんでしょ～。何回嫌な思いをして、何回悲しくなって、何回会社遅刻すればいいんですか？

本当に自分達の見る目のなさに思い切り凹んだ。
あきれて何も言えなくなるという体験を初めてしちゃった。

やり直しをしてもらう部分に関しては、納得いくまで何度でも何度でもやり直させる。
絶対にキレイにしてもらうまであきらめないからね！！！！