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カテゴリ:身の回り
温暖化防止や化石燃料の枯渇問題から以前から節電を呼びかけていましたが、震災を契機にして具体的に短期的な削減目標が示されたことから、様々な節電対策がネットを駆け回っています。 土地があれば簡単にできるのがグリーンカーテンです。ゴーヤやへちま、ひょうたんなどを作れば収穫も楽しめます。 問題なのが、ネットの張り方。支柱を立てても2mぐらいがせいぜい。できれば大きく張りたいもの。 そこで、簡単に2階ぐらいまでネットを張る方法をお教えします。ただし、決まり文句ながら自己責任でお願いします。建物の構造、耐久性など千差万別なので危険だと思ったらやめてください。 1 ネットを吊るロープは雨樋止め金具に止める。 屋根のある住宅には雨樋があります。積雪地帯ではないかもしれません。まず、雨樋があって、建物との間が金具で止めてあり、隙間があることを確認します。 この写真では左が雨樋、右が建物。中央に金物がみえます。 2 吊り金具を用意します。 材料はDIY店で用意できます。 S金具。雨樋止め金具にかけられる大きさ。できればステンレスがよい。 緑色はネットを吊るロープ。あまり太くてもどうかと思います。これは5mmのポリエチレンロープ。雨樋の高さの2倍の長さで両端を結んで国旗掲揚塔のように使います。 白い針金はロープがはずれないようにするもの。白でなくても針金でなくても、ロープがはずれないようになっていればよいのです。 黒い針金が工夫したところ。ロープを吊したS金具を安定して雨樋まで持ち上げ、雨樋止め金具にかけた後は離脱できるようになっていなければなりません。 3 つり上げ棒にS金具をセットします。 つり上げ棒は、手でもってS金具を雨樋のところまで持ち上げられる長さが必要です。 私は海釣り用のタモ網のロッドを使いました。S金具の黒い針金を先端の穴に引っかけ、緑のロープを引くと安定します。このまま雨樋止め金具まで持ち上げます。 4 S金具を雨樋止め金具に引っかけます。
無事、かかりました。 5 ロープにネットを結び、つり上げる。 ネットと建物は密着しないでください。ツル植物のツルが雨樋や建物の隙間に入り込んで後始末がたいへんなことになります。 ツルの伸び具合に注意してネットからはみ出してきたらツルの先端を切ってください。 今年の夏は、大きなグリーンカーテンを作って、節電とCO2吸収、おいしい食事に役立ててください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.14 21:12:11
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