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カテゴリ:身の回り
22日に北杜夫さんが亡くなった。 北さんは私の読書の先生でした。中学生のときにどくとるマンボウ航海記を読んで、漢字とひらがなとカタカナの並べ方次第で人の心を喜ばせることができることを知りました。教科書は内容を理解することはできても、わくわくしませんでしたから。 この思いを宿題の読書感想文に書こうとしましたが、自分で読み返しても何が言いたいのか分からない文章だと思いつつ提出したことを覚えています。
単行本のカバーがないのは、「青春期」か何かに「本にカバーは要らない」と、破り捨てたと書いてあったのを見習ったからです。後になって初版本ぐらいはきれいにとっておけばと悔やみました。 ご冥福を祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.28 06:05:59
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