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カテゴリ:これはなあに
ちょっとマニアックな話になりますが灯油を燃やす登山用のコンロがあります。燃費が良く、ガソリンより安全なので40年ぐらい前はよく使われました。しかし取り扱いが面倒なのでガスストーブに代わってしまいました。 学生時代に使ったストーブ、マナスル121を復活させようと持ち出して燃やしてみるとうまく燃えません。灯油をガス化して噴出する小さな部品ニップルの穴、ディーゼルエンジンの燃料噴射器の穴のようなところが大きくなってしまったようなので、ネット通販で入手し交換しました。 小さな部品をはずして入れ替えるだけですが意外にたいへんでした。 以下、写真をみればわかる人はわかると思いますが、指の入らないところにニップルを差し込み、回転させて締め付けなければならないのです。 ピンセットでつまんでも回転できません。専用の工具は数千円するので手が出ません。 そこで、数日寝ながら考えた結果、ニップルにボールペンのばねと割り箸をつなぎ上の隙間からまわしました。 最後は耳かきを曲げたレンチで締め付け完成。試運転は明日、屋外で行います。 ニップルをはずした状態。外すのは後に出てくる耳かきレンチです。 ニップル。反対側に灯油を噴出する穴が開いてます。 考えた治具がこれ。ユニバーサルジョイントの代わりです。 上の隙間から差し込み、ネジ穴に合わせたら割り箸を回していきます。 ある程度締まったら、耳かきを曲げたレンチの出番。 隙間から差し込んで少しずつ締め付けます。 これで完成しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.15 21:50:20
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