泉佐野郷土芸能の集い 3
45回を迎えた泉佐野郷土芸能の集いですがこの事業を始めたことで一時期途絶えていた伝統文化が復活したと言う事実があります。市内、樫井地区に伝わる「さんや踊り」です。櫓の上で力一杯バチで太鼓を叩きながら履いている下駄を踏み砕きます!その傍らで割れた下駄を交換する方がいて太鼓打ちは新しい下駄を踏み砕き続けます!泉佐野郷土芸能の集いで参加要請に行ったときに責任者はそれではと地域では休止していた「さんや踊り」を演じて頂きました。正しく泉佐野郷土芸能の集いがあればこそ!主催者冥利に尽きるというもの!!また、泉州長持ち唄も私の頃には参加して頂いていました。「長持ち唄」とは結婚が決まり結納の時に長持ちを運び込む時に唄われました。当時はその長持ちを担いで長持ち唄を披露して頂きました。現在では結納の儀式も廃れ長持ちを運び入れる事すらなくなり「長持ち唄」の伝承も叶わなくなったことでしょう!先週の泉佐野郷土芸能の集いでは「さんや踊り」や「泉州長持ち唄」の参加が無く時の流れを感じ無いわけには行かなく・・・・・でもね娘が所属していた「南大阪バトン泉佐野チーム」は健在で今年もオープニングを飾って頂き、よさこい踊りの盛り上がりは半端なく!形は変われど末永く続いて行くであろう事を実感させて頂いた第45回泉佐野郷土芸能の集いでした。