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明日であの惨劇から2年になりますね。 「対テロ」を掲げたアメリカの軍事戦略は、今、世界中で多くの犠牲者を生み、対立する立場にある人々の憎悪を増幅し、暴力の危険をことさらに高めています。それは、アフガニスタンへの空爆やイラクでの戦争が一応の収束を見た今もなお、むしろ以前にも増して、世界各地でテロが相次いでいることを見れば明らかです。武力では、決して平和を守ることはできません。だからこそ、かつて日本は、人を信じる道を選び、武力を放棄する憲法を定めたのではなかったのでしょうか・・・?? 米英軍によるイラクへの軍事侵攻は、結果として、破壊と殺戮、略奪と無秩序、そして、愛する人を失った多くの市民の悲しみをもたらしました。アメリカがいうところのイラクの「自由」は、多くの貴い命を奪うほどの価値のあるものだったのでしょうか。武力行使が本当に、唯一の問題解決の手段だったのでしょうか。何ゆえ、あれほどまでに大きくなった世界の人々の反対の声を無視してまで、イラクに爆弾を落とす必要があったのでしょうか。数千人もの一般市民の命を奪う「正義」とは、いったい、何だったのでしょうか。その戦争を支持し、協力した日本政府は、自らの判断の正しさを国民に十分に説明していません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月07日 19時53分59秒
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