カテゴリ:モデル系
仕事は入らない。オーデションばかりで、事務所の力がないのか、まったく仕事ははいらない。だから日曜日はパーコンのバイトをしている。けっこうちょろいし、親父たちがやたら名刺をさりげなく渡すので、やたらコネができた。
もうすぐ卒業で、学生というウリもなくなるので、事務所も覇気が感じられない。結局東京の四年間も、バイトとオーデションに明け暮れただけで、ろくに授業にもでなかったという、ありがちな雰囲気で、まあ、パーコンのバイトのコネで、なんかどっかの受付の就職にありついて、なんか、その橋田さんのかこわれのような感じで、広尾にマンションをかってもらった。 まあ、橋田さんは忙しいので、週に一度くらい、よっぱらって現れて、自由恋愛して、夜明け前には三茶のご自宅に帰る。 わたしのコネはそんなもんで、彼がいないときは気ままな麻布ライフを謳歌してるけど、なんか、すこし、さもしい。 橋田さんは鎌谷の小さな会社を経営してて、わるいひとじゃないけど、いれこみがすこしキツメだったから、家庭をこわしてわたしと一緒になるなんていいだしそうな感じだげど、会社の経費で私のマンション買ったのに、名義は会社のままだから、なんか変な感じ。 そのころにはわたしはバイトをやめて、卒業までのあいだに、思い出の恋愛をする予定にして。がおかで、年相応の彼氏をみつけたが、彼氏がとまったよる、橋田さんが突然来て、ばれた。 いまわたしは田舎にかえろうかと、ちょっと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 26, 2006 04:54:59 PM
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