テーマ:☆詩を書きましょう☆(8533)
カテゴリ:だから
夢
at 2004 05/06 18:02 編集 懸念が現実化するより、夢が現実化するほうがたやすい。 だれもいない夜 at 2004 05/06 20:03 編集 信じてくれないだろうけれど ひとり待っていた 誰もいない夜 ひとり信じていた あなたがこの部屋に 迎えに来てくれると 孤独よ すっかり親友になってしまったね あなたはいう 用事があればでんわしてくるよと 風の町 新聞紙が 足に絡みつく ひとり 酔いしれて ひどい 孤独 酔いしれて だれもきみのために それはしないだろうと すこしはまだ かなしいけれど しずかに夜がいってしまう at 2004 05/06 23:16 編集 夜があけない前に 後悔しないように 好きなだけ わたしを 見て 好きなだけ わたしを つかまえていて 朝になれば すべて うたたかな すべて 嘘のような すべて 信じられない すべて 私でないような だから しずかに夜がいってしまわないうちに つかまえていて はなさないで RAINY MONDAY BLUE at 2004 05/10 10:49 編集 あなたは気がつかない わたしの憂鬱 あなたのせい 恋はくるしくて 涙雨が降りしきる 月曜はきらい 愛してるならせめて メールをちょうだい 壊れない夢の描き方 at 2004 05/10 14:49 編集 実現すると信じる事 そして 最後の最後まで諦めない事 ゆめを叶える大切な事は 人生を変えてしまうかもしれない 去るもの来るもの at 2004 05/11 16:38 編集 そしてだれもいなくなった部屋 一人で夜明けを迎えるベランダで おわかれのまえに食事を at 2004 05/12 08:57 編集 授業が終わる時間の30秒後に、電話が入る。 「いま終わった、レポートだしたら、すぐ行くね」 「うん、急がなくていいよ」 「あとでね」 交差点で 彼女から電話がはいる。 「角の銀行のところよ」 「僕もそこにいるよ」 「みえないわ」 「みえないよ」 「交番のよこだよね」 「あ、いた」 「さっきね時空の歪みのある同じ場所にいて電話で話していて、見えない過去か未来からの電話のような感じがして、寂しかった」 彼女と一緒にいたいと思う気持ちが、時間とともに希薄になっていく。 タイミング at 2004 05/12 12:57 編集 朝着信があった。AM4:45 「タイミングわるいわね」 「そうかなあ」 「抱かれたかもしれないのに」 「いまは」 「だからタイミング悪いよ」 彼女は自分がタイミングのわるいことに いつ気がつくのだろうか。 タイミング2 at 2004 05/12 21:29 編集 着信があった、PM3:00 メールも電話も出ない時間に、彼女は彼を忘れる準備をしていた。着信はその失敗を意味していた。 「お土産かってきたの」 「連休は実家にいたの」 「うん」 「私は東京にずっといたよ」 「そう」 彼女は実家から帰るときに、彼へのお土産を買った。空港の売店で迷う彼女の手つきを思い浮かべた。 「ごめんね」 「なにが」 「連絡しなかったこと」 しばらくして彼は答えた。 「私を失うことは、損失でしょ」 「すごい自信ね」 「うん、でも君をうしなうことは、もっと損失だよ」 「でしょ」 「すごい自信だね」 「で、あの夜彼女を抱いたの」 「いい質問だね」 「そう」 「肯定しても。否定しても、信じられるでしょ」 「かも」 「バレンタインで君以外のチョコ受け取ってないって話はほんとうだったんだよ」 4ヶ月が過ぎている。 遅すぎた関係は、萎えた気分の媚薬になるのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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