カテゴリ:だから
結論から先に言うと、わたしたちは、脆弱なインターフェース、つまりあなたの前にあるキーボードという、入力装置に依存しすぎていたのかもしれない。
あるいはCMという巨大なマーケットの消費傾向は、DISKに録画された高速サーチによって分類された、ピンポイントの聴取になってしまう。あるいは紙に印刷しないと落ち着かない世代でない僕たちは、紙MEDIAの限界にもおそるおそる気がつき始めている。 MEDIA=情報 という図式の細分化された個々の個人の価値観を網羅できない時代になっているということなのか、結局、その情報を到達させたい人間へ露出することの困難な時代になっているのかもしれない。 Consumer-Generated Mediaとして、個人発信される情報の、マスとしてのセグメントが、そこに露呈されているかもしれない。 慎重に、その周辺の生活様式の変化を、ビジネスという側面でなく、一個人としての、インターネット上の振る舞いを、あるいはその、表現すべきなにかの、需要者としての個人としての自己の、あいまいなスタンスを、すこしばかり、危惧している。 明日はどうなっているかではなく、細分化された価値観というものを、すこし真剣に考えてみたいと思っている。そうでなけれは、このオールのない船にゆられているような、インターネットという海の、正しい評価というものが、不可能になるような気がするから、なおさらのように、そう思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2006 06:40:44 PM
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