カテゴリ:だから
かくばかり あふひの まれになるひとを いかがつらしと おもわざるべき
(古今 433 あうひ かつら) 返歌
人目ゆえ のちの逢う日の はるけくは わがつらきにや 思ひなされむ
貴之意訳; ねえこんなにもあいたいのに おあいできないことを どんなにかつらい このわたしのきもちを あなたはわかっていらっしゃらないにちがいない
返歌 いいえ あなたは高貴なお方なので お逢いするにしてもそれ相応ではくてはなりません 人目もありますしね お逢いできる日が遠くなったとして なんとそのさみしさを わたしがまぎらせているかと ぜひにわかっていただきたい
貴之現代語訳
「ねえ貴之、仕事ばかりして私にあいたくないんでしょ、うざいよそういうの」 「あのね、ぼくらうわさになってるしねえ、いっそあえないのならわかれようか(そのつらさにたえかねて)」
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