カテゴリ:だから
有栖川公園の午後の日差しのベンチで、麻布マーケットで買ったピーナッツバターのサンドイッチを、ふたりぼんやりと池をながめながら、食べた。それはたしか春の日差しで、ぼくにはとくに予定もなく、きみは十九歳で、ぼくたちはとくに話すこともなくなっていた。 1. 広尾のスターバックスで、ゆうこは紅茶を飲んでいた、彼女は子供なのでコーヒーが飲めない。 2. その広尾商店街を、ドレスアップして由香が、歩いている。黒っぽいコートの、季節は、やはり冬で、ぼくたちはひさしぶりの夕食をとる。 3. 純心女子の交差点で、ぼくは、秋子にさいごのHUGをした。それはクリスマスイブで、ひっそりと、広尾はぼくたちをみてた。 4. イタリアンレストランのガーデンを眺めて、純子はすこし寂しそうな、大人びた表情でシャンパンを飲み干した。彼女の二十歳の誕生日から一年しかたっていなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 19, 2006 09:04:15 AM
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