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ぼくには なにもなかったから 詩をかいた きみは しろい上のうえの ぼくの言葉に なにを見たんだろう あの詩は わすれてしまった ぼくにはなにもなかったから あなたの詩をかいた あの時間をとどめたはずの ぼくの詩は きみの机のなかで いろあせて あいしあったことさえ いろあせて きみは そういったぼくの 愛だけでは いきてはいけないと そうおもったのかな ぼくにはなにもなかったから きみへの愛の詩をかいた ぼくにはなにもなかったから まっしろな便箋に きみへの思いをかいた おもちゃのような 愛の 成就できなかったこと わすれてしまったふたりの夢 大人になったきみは もうわすれてしまっただろう ぼくには なにもなかった きみへの 愛以外には お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 24, 2006 04:03:46 PM
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