恋のような　愛のような

　ドメインに対するすべてのリクエストを、そのユーザーの資格情報のみを持つApacheインスタンスからホストする。

１．Apache を、起動時に任意のユーザーの資格情報を求めるように構成
２．インターネットから可視なIP アドレスとポートが各ユーザーに割り当たらない設定

１．ある 1 つの Apache インスタンスは、特定の IP アドレスとポートをコントロール。
２．複数ユーザーに属する複数ドメインを同じ IP アドレスとポートの組み合わせでホスト不可。

Apache 2.0 MPM (multiprocessing module) の概念　perchild ＭＯＤＵＬＥ

１．IP アドレスとポートの組み合わせに配布スレッドを割り当て
２．個々のユーザーの資格情報の下で実行するサテライト・スレッドにリクエストを渡す
３．複数のユーザー ID を使った仮想ホスティングを行う


１．Apache がページに対するリクエストを他のサーバーに転送
２．そのレスポンスを、元々リクエストを発行したクライアントに戻す


　各ユーザーに対して、(プライベート IP アドレスとポートの組み合わせによる) ユーザー固有の ID で実行する独自の Apache インスタンスを付与


１．mod_proxy ソリューションにて、パブリック IP アドレスとポートの組み合わせ

www-data として実行するファサード・サーバーを使用

どちらのユーザーのドメインにもアクセス可能とする


ファサード・サーバー　　イベント MPM を実行

1.mod_proxy モジュールに対して機能強化
2.ワーカー MPM とイベント MPM はスレッド化
3.ファサード・サーバーのメモリー・オーバーヘッドを低減

バックエンド・サーバー

１．PHP モジュールがスレッド環境で実行しない
２． 2 つのソリューションは、PHP モジュールにプロセス・ベースの環境提供

バックエンド Apache インスタンスの構成

　　ＳSL 接続ドメイン
１．SLL プロトコルがドメインの仮想ホスティングを不許可。
２．SSL のホスティングは、各 SSL ドメインが固有の IP とポートの組み合わせでホスト。
３．これはApache 構成に共通する制限であり、mod_proxy 特有の制限ではない。
４．そのドメイン所有者のユーザー ID を使えば、SSL が必要なドメインでも実行可能。


１．2台のバックエンド・サーバーにリクエストを転送するファサード・サーバー環境を構築。

２．同じ原理を、何台ものバックエンド・サーバーを使用する場合に適用。

３．潜在的なセキュリティー・リスクを分離、PHP のようなツールの柔軟性を活用可能。