カテゴリ:だから
わたしは愛を手に入れると 孤独なんてものは どこかに消え去ってしまうものだと 思ってた むしろ愛することは 孤独を 飼いならすような ことだと 知った 一人でいるときは 愛する人のことを 祈る ただ ひたすら 祈る 孤独に祈る どうか たのしい時間が 愛する人に ありますように どうか つらい時間が 愛する人に あるのなら 一秒でもはやく 終わりますように その愛するということの 悲しみをわかち 喜びをわかつ ふたりの人生の 悲しみを 二倍にして 喜びを 二倍にして 夜更けのねむれない窓辺で 愛する人を 思えば いたずらに その 孤独は わたしを 試す それは 愛の 試練という 孤独で 夜は いたずらに ふたりを 試していく 黒い夜の空の 星のないキャンバスに うつりゆく 愛するひとの 面影 わかちあう時間は 流れさって その孤独が また わたしを覆い隠す どうか わかってほしい この愛は わたしのために あるのでなく あなたのためにさえ あるのでなく こうして ふたり みつめている いきとしいけるものの 孤独というものと わたくしたちは あがらい 戦うことでしか 明日をむかえられない 愛という名の 孤独よ わたしは おまえさえ あの漆黒の夜の向こう側の 愛する人と同じように 愛しているということを 受け入れているということを わすれないでくれ 愛という 名の孤独よ わたしを もっと 強く愛することができるように わたしを つよくしてくれ その孤独でさえ 耐えていけるように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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