カテゴリ:詩集「恋のように 愛のように」
恋は宵 真夜中過ぎて 蠢き出す
京の町に ゆれる簾
東男が 真に受ける 契り
京女が 謀
白鷺は 知らぬ顔
せめて 夜が明けるまで 夢は夢のままで 女は女のままで
古の美女が 老女になって だれもそれを思うまい事か
醜女は老女になっても 醜女のままで 醜男に愛されて
そのおとこの閨の 細い目のつぶらんことを たがしるおや たがしるおや
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Last updated
Mar 26, 2007 06:13:39 PM
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