造幣局にいってきました
造幣局にいってきました。6月に日本銀行の見学に行きました仲間から今度は造幣局の見学を依頼され、行ってきました。日本銀行も造幣局も前もって予約します。造幣局の歴史は明治政府が近代国家を建設するにあたり、先進諸国の貨幣に劣らない貨幣を製造する為、大阪に造幣局を設立しました。造幣局は貨幣製造を主な業務とする独立行政法人です。造幣局というので、紙幣も作っているのかと思っていましたが、紙幣は印刷局の仕事だそうです。造幣局は500円から1円までの6種類の通常硬貨、記念貨幣、勲章・褒章の製造、貴金属製品の品位証明等の仕事です。構内には明治時代の西洋風建物を改装した造幣博物館があります。創業当時を偲ぶガス燈、大時計、大判小判、外国から取り寄せた貨幣、勲章・金属などが展示されています。体験コーナーでは、実際に千両箱の重さを体験することができます。千両箱は本来、小判1,000両などを収納できる箱で、保管、貯蔵、運搬に便利なように考えられており、用材は樫木を用い鉄帯や金具で頑丈にできています。体験コーナーの千両箱は、慶長小判(1枚約18g)が1,000枚入るものであり、箱の重さも含めて約20Kg。時代劇でねずみ小僧が肩に担いで逃げるシーンを見ましたが、あんなに軽々と担いで走れません。だって私などはもちあげるのすら無理でした。桜の時期は桜並木の通り抜けでも有名です。日没後にぼんぼりなどでライトアップされ風情がかもし出されます造幣局南門(天満橋側)から北門(桜橋側)への一方通行(距離約560メートル)で、造幣博物館は閉館です。