カテゴリ:おもふ
お昼は部屋で、
カレーライスを食べてみた。 レトルトだけど十六穀米と 卵を入れてみたりなんかして。 食事のお供は、 2006年ワールドカップのDVD。 カレーの微妙な辛さとサッカーの刺激がうまくマッチ。 残念だったのはお米が少々硬かったこと。 炊飯器の中でお米と水はマッチせず。 すべてがうまくいくとは限らない。 高校生の練習 in 武蔵野中央公園。 すでに使っていた大学生らしきサッカー団体に、 うちの時間だから退いてもらおうと スタスタと集団に近づいていき 「あ、こんにちは。」の挨拶から入ると 俺の前に出てきた代表らしき人は、 笑顔がベリーキュートな女の子。 その彼女のとても感じの良い応対に心癒され。 笑顔が素敵な人たちが共通して持ってる、 ドラえもんばりな心のゆとりを彼女にも感じ、 危うく恋心が芽生えそうにはならなかったけど、 何だか嬉しくて濃い心は芽生えた気がする。 練習は、明日の大会メンバー以外を担当。 短い時間での6対6のミニゲーム。 人数が足りないチームに強制参加を申し出て、 あっという間に強制撤去を申し出た。 大学の時にココイチとかいうカレー屋で、 1200gのカレーライスを 20分で食べきって写真撮影をされた俺でも、 体内を逆流してくるカレーにはさすがに対処できなかった。 普通に気持ち悪くなったけど、 何人かと心通わす話をしたからか、 どことなく良くなっていった気がする。 そうじゃない気もまたする。 けどあれならよっぽど、 大学時代にスパゲッティ500gを 何とかかんとか食べ終えた後のほうが不快だった。 苦しい経験は自分のキャパシティを広げてくれる。 といっても筋肉は充分に不快だったから銭湯へ。 ポジティブな深いため息をつきながら湯船に浸かると、 さっきの強制撤去を申し出た情けない 自分の姿をすっかりイメージ出来なくなってた。 それはディズニーランドで、 ポップコーンを食べながら40分待ちを終え、 ようやくカリブの海賊に乗った後に、 自分の日常のモヤモヤ感を思い出せなくなる感じと似ている。 そんなありふれない空間は素晴らしい。 何かに導かれるように夜のスタバに行くと、 そこにはスタバの高貴なイメージを一撃で葬る ヒゲにロン毛の不良店員“ノブ”の姿が。 春の匂いを含んだ夜の空気が心地いいテラス席で、 スタバを辞めることやこれからの展望の話を聴いた。 気づけば、心は涙を流しきった後のような落ち着きだった。 俺はいったいやつのどこにそんなに惹かれてるんだろう。 もしかしたら前世では同じ部族に所属してたのかもしれない。 モカじゃなくて、 カプチーノにすればよかった。なんとなく。 でも、今夜の自分は、何だか自由だ。 お米が硬くても、 サッカーで動けなくても、 ちょっと甘いコーヒーを頼んじゃっても。 何だか自由だ。 限りなく。偽りなく。滞りなく。 「グーニーズ」を観たときみたいだ。 そういえば帰り際、 空にふわっと浮いていたのは、 満月だったんだろうか。 『人生に起こるすべてが前兆。』 「アルケミスト」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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