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今回のインフルエンザもそうですし、昨年9月以降の株価や為替の動きもそうですが、人間の集団心理がもたらした結果なんでしょうけども。これって面白いと思いませんか?何故なら、パッと火が付くと、途端の山火事のように広まるわけですよ。ところが、一旦沈静化すると、途端に過去の産物のようになってしまい、みんなの中から忘れ去られてしまう。(そりゃ、オウムの地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災のように忘れ去られない事件などもあるでしょうけど) “パニック”という状態が引き起こす出来事って、しょせんはパニックなんでしょうね。そして、パニックだからこそ、忘れ去られてしまう。前述した、地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災では今回のように全国的(もっといえば、全世界から日本へ)パニックはあったのかな?と思うからです。 で、ここ一番面白いなと思うのは、忘れ去ってしまえるところ。 忘れないんだったら、マスクやうがいその他諸々の、症状を抑えるといった作業や予防と言う作業は身に付くはず。でも、きっと、今年は良いとしても、来年のインフルエンザの流行時には多くの人が、今回の出来事を忘れてしまっているんだと思います。(今から継続して覚え続けている状態では無いという事) こういうのって、集団真理のある種の特徴じゃないのかなぁ????? なんて思っている今日この頃です。折角、予防とかそういうことが身に付いたんですから、これを長く続けていく努力が出来るように、最近なんでも面白おかしく煽っているだけにしか見えない報道。 今後は、こうした経験を生かして、警鐘していける報道に切り替えて欲しいと思います。そういう報道を行うことが、もっとよい番組を作っていく事にも繋がっていくんじゃないかなぁ?なんて思ったりします。 勿論、一人一人が今回の事を忘れないように、今後とも注意していく事が一番大事なのでしょうけども。 行き過ぎた報道だったり、加熱しすぎた事態。単なる“流行”で終わりにする事が無いようにしていきたいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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