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今日のニュースより 金融庁のFX投資レバリッジノ規制 なんですけどもね。これはちょっとやっている事がおかしいと思うんですね。金融庁の考え方では、 レバレッジが大きすぎる=損失が大きくなる といったものになってしまうといことですが、これはハッキリ言ってしまうと間違いだらけだと思います。何故なら、レバレッジを大きく効かせていようと小さく効かせていようと、例えば損失が出たとして、それをそのまま決済せずに放っておけば損失がドンドン拡大するからです。これは、レバレッジが大きかろうが小さかろうが同じ事です。勿論、損失がその後も大きく膨らんでいくという仮定の元での話ですけども。 金融庁の考え方は恐らくこういったものではなかろうかと思います。 1、FX取引で多大な損害を出している人が多い 2、そうした人たちは資金を失って市場から撤退している 3、このままでは損失ばかりが目立ってしまう取引になってしまう 4、規制が必要だ。規制をかけて損失を少なく出来るようにして投資家を保護しなければならない とまあこういったことではないのかなぁ?なんて思っているんですけど、じゃあ、金融庁の考え通りにやってしまうとどうなるのか? 1、従来は少ないお金(=証拠金)で取引が可能だったがそれが不可能になってしまう 2、一回の投資に必要な金額が増えてしまう 3、損失が出た場合、少ないお金で市場に参加していると1回の失敗で撤退しなければならなくなってしまう可能性が高くなる 4、すぐに撤退しないといけない=お金持ちしか出来ない、逆にやる事のリスクの方が大きくなってしまう などなどです。すると、ニュースにもありましたけど、じゃあ他の金融商品にしておこうとか、FXなどからはもう撤退しようなんてことになってしまいます。 そうなってくるとですね、FX業者が潰れてしまいますよ。逆効果満点じゃないですか? それに、もし、金融庁にレバレッジ規制に関する嘆願書なりクレームが出たのであれば、逆に聞きたいことがあります。そうした要望をした人に。 1、あなたは損失が出て撤退した人ですか? 2、自分の資金を守るためにどういった方法をとりましたか? 3、損失を出すのも利益を出すのも自分の責任という事を理解出来ていますか? の3つを聞いてみたいです。恐らく、どの質問にもまともな回答は返ってこないでしょう。 そもそも、金融庁が危惧するような事を防ぎたいのであれば、もっと根本的な問題を解決しなければならないと思います。 僕もそうですが、FXにしろ投資全般に言えることだと思いますが、まともなことって何処で勉強すれば良いんですか?ネットですか?証券会社ですか?それとも学校ですか? お金に関する勉強って何処でも教えてもらえませんよね?そんな状態でいきなり参加するわけですから、普通に考えて、損して終わりですよそんなもん。 じゃあ何故利益を出している人がいるのか? それは勉強しているからですよ。友達に聞くような感覚の話もあれば投資セミナーに参加してみたりなどなど。 もっともセミナーに参加したからといって必ず利益が出るものでは無いでしょうけど。 何を最初に勉強しなければならないのか? 金融庁やFX業者が、そうしたガイドラインをちゃんと作るとか、そうした知識を顧客に対して冊子やセミナーという形式にして配布・案内するなど… そういう勉強会的なことをキチンとしていく事の方がよほど重要な事だと私は思うのですけど。 まあまだ日本ではFXなんて数年くらいしか歴史が無いので、これからどんどん発展していくんでしょうけれどもね。 でも、レバレッジの規制なんて意味の無い事をしても、それって結局は市場の縮小といったもっと大きな問題になってしまうように思います。 何のために金融庁が規制をしたいのか?本末転倒になってしまうと皆さんは思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月30日 16時14分37秒
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