立秋を過ぎました
遅ればせながら8月7日は立秋でした。てことは秋です。中医学≒東洋医学においては物事を陰陽五行論という理論で分類し説明しています。先ずは五行論木(水によって植物は育まれる:春)↓火(木は火によって燃え物を変容させる:夏)↓土(火が燃えて燃やされた物が灰となりそれは土となる:長夏=土用の時期※1)↓金(土の中に金属は育まれる:秋)↓水(金属の鉱脈と共に水は流れる:冬)↓木というように循環しています。さらに陰陽論で季節を見ると春:春分を境に昼の時間が長くなる陽が増える夏:夏至は昼の時間が最長(陽が最高に多い)、この日を境に陰が増え始める長夏:立秋を迎えるまでの土用の期間(陽の中に陰が増える、陰があるからこそ陽の強さが示 される=陰を湿気と捉えてください、夏の暑さは湿気によって増強しますね。同じ気温 でもこれが秋になって湿度が下がれば涼しさを感じます。秋:秋分の昼夜半々の日まで、陽の量は陰より多いのです。冬:冬至の夜=陰が最も長く多くなる日まで陽は減り続ける。陽の気は増えると比例して活動量が増えます。しかし秋を迎えると活動の源の陽の気が減り始める。また秋は金の気の季節、土の中より生まれますが、植物=生物の命を止める働きもあります。(斧やチェンソーで切られる木を想像ください)したがって四季の移ろいの中で秋は体にとって大きな変化が訪れる時期なのです。暑い暑いといっている8月ですが季節上はもう、大変化の秋が始まっているのです。立秋を境に風邪引き患者さんが増えています。またはぎっくり腰寝違いのかたも(実は私寝違いやりました・・・)体が思いの他冷えているのです。冷房を使うならば温かい飲み物をお飲みください。果物の多食は避けましょう。冷房を使わないのであれば多少冷たい飲み物を飲むや果物を食べることも良いでしょう。シャワーだけでなくそろそろ湯船に入りましょう。または足湯か腰湯をしましょう。○冷え性の自覚がある方○汗を沢山上半身にかく方は下半身特にお腹を触って冷たければ、冷えのぼせによる汗ですよ○冷房が苦手な方は特に心して行動してください。公共機関はクールビズやCO2削減などで冷房温度が高めに設定されてはいますが、人によって体感は違います。また汗をそのままにしていると高い温度設定の冷房でも体は冷えてしましますよ。秋は始まっています。※1土用は夏だけじゃあないです。自分で書くのが面倒なので(笑)ウィキより引用:::::::::::::::::::::土用http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E7%94%A8出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』移動: メニュー, 検索土用(どよう)とは、暦における雑節の一つ。五行思想に基づく季節の分類の一つで、各季節の終わりの約18日間のことである。一般的には、夏の土用を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。 詳説 [編集]五行思想では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。土用の期間は、平気法では、立夏・立秋・立冬・立春の前18日間とする。一方、定気法では、太陽黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達した日を「土用の入りの日」とし、立夏、立秋、立冬、立春の前日までを「土用」としている。そのため、定気法では、それぞれの土用の日数は必ずしも18日ではなく、19日のこともある。日本の国立天文台では、暦要項の雑節において土用の入りの時刻を発表している。土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。