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久々のブログ。
なんか、面倒くさくなってきた。でも、日本にいる友達達にメールで「最近どうしたの?」と言われちょっと書きたくなった。 元々このブログも日本にいる私の大切な人達への私のアメリカでの生活を読んでもらおうと思って始めたのもある。 今から書く内容に納得のいかない人や応援してくれる友達。様々だと思う。 でも、どうしても書きたいと思った。 今は深夜3時をマワッタところ。 あと20日ほどで日本に帰るんだ。そう考えてチノと一緒にベットに入ったら、チノも同じ事を考えていた。 そしたらチノが歌いだした。私達の大好きな「RUBBEN」のアルバム中の一曲。(是非みんなにもこの人のアルバムを聞いて欲しい。) 早速、テレビを消しCDを聞くことに。すごく久々に聞くこのアルバム。 私達は無言でずっと聞いていた。 気づくとチノは寝てしまい、私はいろいろな事を考え始めた。 そして、このブログを書き始めた。 私は20日後にまたこの人の元から去るんだ・・・。 また、数ヶ月間一人で寝るんだ・・・。 私達は本当に仲が良いと思う。本当に似た物同士で、考えがスレる事が殆どない。 だが、ケンカをしたら半端ではない。 でも、どんなにどんなに大きいケンカをしても別れようと考えても、それ以上に愛する気持ちが大きいからこそ一緒にいるんだと思う。 私達の大きな愛の力は全てをカバーしてしまう。 先の事なんてわからない。でも、この人と離れたくないのは事実だ。 私は、何度彼の元に海を渡ってきただろう。 私達は、私の沖縄旅行で出会ってからすべてが始まった。 何度 彼に会いに海を渡っただろう。 でも、沖縄に飛んでもお互いの仕事の関係で3日しか一緒にいれない。 土日と有給も全部使い、親にも内緒で、たったの3日間でもどんなに幸せな時だっただろう。 そして、彼がアメリカに帰国し、私は何度この地に足を運んだだろう。 いつまでこの状況を繰り返さなくてはならないのだろうか・・・ そう何度思った事か。 彼を待たせているのは 私だ。 私の準備が出来ていないのだ。 でも、この人の傍を一生離れたくない。 私の一番のネックは「親」だ。 どれだけ隠して恋愛してきただろう。 彼に会いに沖縄に行く前に3日も前から車にスーツケースを隠し、見つからないように深夜2時ごろ抜け出していたのを思いだす。 「外人」てだけで、ものすごく偏見する私の両親。 イレズミが入っている事を知って、物凄く私に反対した母。 酔っ払って帰ってきて、なんで外人なんだ。お父さんは恥ずかしい。お父さんとお母さんの元を離れてアメリカにいちゃうのか?と涙ながらに私に訴えた父。 私は一人っ子である。そして、両親が大好きである。一生傍にいて介護してあげたいとずっと思ってきた。 でも、それを私はきっとできない。 私の一度きりの人生である。 親の気持ちも凄くわかる。 何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない。 全てがうまくいくなんて、そんなオイシイ事なんてない。 どうしたら良いか分からなくなる事ばかりだった。 凄く仲の良かった母と毎日のようにケンカをして、母に殴られたりもした。 親に分かってもらいたい。 あなた達の娘が愛した人が どうしょうもない人 だと思う? そう、私の愛した人は外人。 そして、私はアメリカにお嫁にいく。 でも、この問題は両親にとったら どれだけ重いものだろうか・・・。 昨年12月末、チノは私の住む日本へ来てくれた。 日本語を全く話せないチノ。 私は絶対にチノを両親に紹介したかった。 言葉の壁があっても、絶対にチノを感じてくれると思った。 チノが滞在している間、母はこれでもかというくらいチノに笑顔を振りまき、楽しい時間を一緒に過ごしてくれた。 私は、本当に本当に1つ1つの母のチノに対する対応に胸いっぱいだった。 最後の日 チノは片言の日本語で 「オカアサン アリガト サヨナラ」と言った。 そして母は「また来るんだよ!!」と言って握手をした。 そして、チノと母はハグをし合った。 本当に涙が止まらなかった。 口を手で覆ってしまう位の涙が出た。 チノが私の傍から去ってしまうと考えると同時に、母の愛情を凄く感じたからだ。 私が今回3ヶ月にも及ぶ期間彼の元に来たのは、母に言われた為である。 本来ならば、4月に結婚をしたかった。 だが、母に一生をともにしたいなら3ヶ月みっちり彼をもう一度見てきなさい。 今まで短い間しか過ごしてないわけだし、3ヶ月一緒にいて見える事は沢山あるはず。 それからでも遅くはない。 確かに、母の言葉は正しい。 でも、母は当然だが寂しいんだと思う。どんな事をしてでも私にアメリカに行って欲しくないのだ。 私は、母を安心させる意味も込めて3ヶ月間ここにやってきた。 でも、私の気持ちは何も変わらない。 むしろお互いの愛が深まるばかりだ。 離れていても、1日に1回は声を聞きあい、たまにWEB CAMをしてお互いの顔を見たり、これでもか と言う位毎日何回もメールをくれるチノ。そんなことまで報告しなくていいのに・・・っていう位連絡をくれるチノ。 お互いの電話料金は 月に3~5万は当たり前になっていた。 そして、また私はこの人の元から離れなくてはいけない。 彼が日本に来て、最後空港に送って行き、彼が私の傍から去る時の気持ちを今思い出している。 愛する人が私の元からさ去っていく時ほど、何かに押しつぶされそうに苦しく、辛い気持ちになる事はない。 私が彼を送り、空港から車で帰る時に考えていた事。 さっきまで隣に座っていた彼がもう空の上なんだ。 また、寝る時一人なんだ。 また、あの笑顔を直接見れるまで我慢しなきゃなんだ。 また離れ離れなんだ・・・ いつも私は彼の元から去る一方だった。 だから初めて感じたあの気持ち。 私はたとえ彼の元から去っても、両親や大切な友達達が日本で待っていてくれていると考える。 この人たちにどれだけ支えてもらっている事か・・・計り知れない。 だから私はまだシャンとしていられる。 でもワガママだけど去って欲しくはないのだ。 でも彼は何度その私の気持ちを経験してきたことか・・・ そして、また彼にその気持ちをさせてしまう事になるのだ。 今夜は凄く胸が苦しい夜。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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