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オリジナルのオーガニックTシャツ素材を中心に
天然染料で染める京都の工房をやってます。 フクザツでやさしいモワァっとした色目を 楽しんで頂ける様日々奮闘中。 http://www.tezomeya.com/
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先週の土曜日は今年第一回の公開実験教室を催しました。
  染める液を作るときにグツグツ沸騰させない方が   今回使った染料は ・インド茜 ・ザクロ の二種類。どちらもミョウバンで媒染したので   まず、染料をそれぞれミルサーで粉々に砕きます。 これが結構大変なんですよね。 皆さんに手分けしてもらって茜とザクロを粉々に砕いて
右がミルサーで砕いた染料、左が普通の状態の
かたや、粉状のものは、80度以上にならないように この、75度~80度に常に保ち続けるのが
  その染液に先媒染した染めアイテムを入れて染めます。
  うーん、画像ではあんまり色の差がわからないですけど、 染液なんかは、低温で焚きだした方と沸騰させた方では 濃度も、アカネもザクロもどちらとも低温で焚きだした めでたしめでたし♪     何故低温焚きだしだと濃く違う色に染まるのか? これは、植物に含まれている色素が、通常は 水に溶けないと染色できない。 でも、この配糖体って、温度によわいヤツが普通の だから、配糖体が壊れにくい80度までのところで でも、温度が低いとそもそも成分が出にくいので
前田雨城先生の「日本古代の色彩と染」によると、 ----- という、代々高倉家(皇族・貴族の装束を
木村先生も、配糖体はいろんな種類があるから   でも、代々皇族の染めに携わっている人が この仕事してるとホント思うことが多いんだけど、 ボクも見習わなきゃな、と。  
地道にトライアンドエラーをやっていかなきゃな、
    さて、今月は「伝統色のワークショップ」です。    
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最終更新日
2010年03月02日 20時02分33秒
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