難しくても精一杯やるだけ。
あーーーーーもう10月だったんですね。(すみません。1日更新のはずが・・・)早い!あと3ヶ月で今年も終わってしまう!9月は娘の新学期が始まり、Kindergartenになりました。日本で言えば、年長さんです。息子も一歳半となり、二人とも着実に成長してます。今も時々ありますが、娘が癇癪を起こして「ママ~~~x10」泣き叫ぶ。息子が「ママ~~~x10」足にしがみついて泣き叫ぶ。私はフライパンを手に持ちつつ最後の仕上げなので手が離せない状態。(そこで止めると不味くなるので止められない時なんです~~~。火をかけたばかりだったら、すぐあきらめるのですが・・・)これがだいぶ減ってきました。とはいっても、朝にこの状態が来ると本当に勘弁してもらいたいもんです。主人はギリギリまで寝ていて、こっちは皆が出かけるまでご飯を食べないで、やっていても、娘を何とか遅れないように行かせる為に必死になっているのは私ただ一人という気がしてきます。ハ~~虚しい。必死と言えば・・・この前迷い猫がうちのコンドミニアムの廊下にいて、私と息子が歩いてきたら、必死になってものすごい形相で逃げようとしてました。壁をも登ろうとしていて「忍者猫!?」と一応つっこみ入れました。何度か挑戦していて、あきらめたらこっちの方に逃げてきて横をすり抜けていきましたが、一瞬飛び掛られたらどうしようって勢いだったです。息子は咄嗟に「ん゛ーーー」と力強くうなっていました。本能でしょうか・・・こんなに小さくても泣き出すわけでもなく、頼りがいがあるなぁ~~~と我が息子ながら惚れ惚れしちゃいました。うっとり~~~。単なる親ばかですが・・・;;;息子の週2回の保育園も一緒に行った後、一時間半くらい一緒にいて、バイバイする時は号泣なのに、私が去った後は楽しんでいるようで、な~~んだ~~(心配して損した)って感じです。子供は大人が想像する以上に逞しいです。最近読んだ育児本で、読んで良かったのがありました。「子供の話にどんな返事をしますか」ハイム・G・ギノット 菅晴彦 訳 草思社です。たいていの親は、言葉が持つ破壊的な力に気付いていない。親は子供たちとのかかわりで、特別なコミュニケーションのスキルを必要とする。と書いてあります。子供が出来た途端に、いきなり親になる訳です。当たり前ですが、産む時の為の母親(両親)教育なる時間は病院などでありますが、親になる為の授業って無いんですよね。皆手探りで、あるいは自分の親にされて来たように、逆に自分の親にされた事が嫌だったから、それとは別の方法で接していくんですよね。直感のようなもので、自分の価値観を基準に。この本では愛だけでは十分ではない。直感だけでも不十分である。良い親はスキルを必要とする。と書いてあります。先日、娘の授業参観に行ったら(単にオリエンテーションをうっかり忘れてしまった)、外で並んでいる時に、ちゃんと待っている子もいればダラダラしている子もいるわけです。そうしたら先生はちゃんと待っている子に一人一人(5人くらいかな)、「○○(その子の名前),Thank you for good manner.」って言うんですよね。それを聞いて、ダラダラしている子もキチッと列に並ぶわけです。日本だったらというか私が子供の時は、ダラダラしてる子に先生が。「そこー(もしくは~~と名前)、きちんと並べ!」と言われてましたよね。アメリカは誉める文化なので、単にその違いもあるとは思います。娘を迎えに行くと、「○○’s Mom、I like your shoses.」など、誉めてくれる子供が多いです。 例えば子供に挨拶をきちんとしなさいと怒鳴りつけている親御さんは、礼儀正しくしなくていいよと言っているのと同じそうです。なぜなら礼儀正しさは礼儀正しく教えなければならない。子供が挨拶を言うのを忘れたり、お礼を言うのを忘れた時、たいていの親が、他人の面前でそれを指摘しますが、それは礼儀正しい行為とは言えないわけです。いや~~~ごもっとも。なるほど~~と本当に参考になりました。親子供だけでは無く、夫婦間、彼女彼氏間、上司、後輩、ありとあらゆる人間関係にもあてはまる事が書いてあります。でもこれをすぐ応用できるかどうかはまた別の話ですけど・・・(それ以前に自分を平常心に置くのが毎日の課題なんで。)まあとにかく適当な感じでもやっていくと少しわかる時もあります。逞しいけど意外な時に傷つく子供の心を受け止めていける回数が多くなるといいなと思います。ではまた~~~。