カテゴリ:ヒライシュンタ
これは笑い話だ。
宇都宮、郡山でのライブはブギーの歴史の中で語り継がれていくであろう伝説が2日続けて起こった。 ブギージャックというバンドは自分で見ても真面目なバンドだと思う。つまりはロックバンドにありがちな「横着」、「不良」っぽいところがほとんどない。打ち上げで酒を飲みすぎて居酒屋の店員に怒られるとかそんなことはあんまりない。ないことはないが、それほどない。ニューロティカのあっちゃんと飲んでいたとき、あっちゃんはずっと自分の武勇伝を語っていた。笑えたし、強力だった。 宇都宮、俺はとんでもないことをしでかした。 この日、前回の宇都宮公演と演奏曲目がかぶらないよう、少し曲順をイレギュラーにした。いつもは最後の締め曲として演奏される「終列車」という曲をラスト2曲目に持ってきたのだ。この日のライブは、俺自身かなりボルテージも高く気持ちよく歌えていた。体調もいい。「終列車」を歌っているとき、俺のボルテージはMAXに達した。 「終列車」のアウトロでシャウトして、こう叫んだ。 「ありがとう!!!またねー!!」 そして俺はさっそうと、ステージを降りたのだ。 楽屋ではマスミサイルのみんなや、ピンクパンダのみんなが待っていて、俺は「おつかれーっす!」とつぶやき、アンコール用のTシャツに着替えようとしていた。 そのとき、スタッフが駆けてきた。 「シュンタさん!!もう曲残ってます!」 えっ!!!!!!!!!!! あれ?うそ・・まじ?あれ?なんで真也いるの?え・・ ま、間違えたーーーーー!!!!!! 残り1曲を残し、俺とベース真也はステージを降りてしまったのだ。何たる失態。辱め・・。 真ちゃんとのっちはステージ上で呆然としていた。 やばい・・やばいぞ・・。やばすぎる。 しかし、やらないわけにはいかない。 俺と真也はステージに再び上がり、爆笑の観客の前で顔があげられないほどの恥ずかしさに包まれた・・ この日、急遽演奏曲を増やし、なんとか無事にライブを終えたものの、メンバーやスタッフの「君たち何やってくれちゃったの」的な表情が恐ろしく、うちに帰りたくなった。特にリーダーの真ちゃんの顔は、俺が彼と出会ってから一番恐ろしい表情をしていた。 そんな真ちゃんが翌日、郡山でこのハプニングを超えるハプニングを起こしたが、それはぜひ本人に語っていただきたい。 blogでこのハプニングを記すことに多少抵抗はあった。何せかっこ悪い。けど、みなさん。blogって新鮮さが命でしょ。書くよ。書きますよ。そして言いますよ。 みんなごめん!!俺がんばるよ!! じゃ真ちゃん、あとよろしくね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.22 16:27:46
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