東京・静岡公演に来てくれたみなさまどうもありがとう！両日とも忘れがたいライブになりました。

６月２３日東京、この日はブギーにとって非常に大切な日でもあって・・

この日、中部ＴＲＡＣＫというブギーの幼馴染的なバンドが、活動休止前最後のライブを都内で行なっていました。ブギーは渋谷、中トラは高田馬場。

ブギーの出番は早かったので、イベント主催者に無理を言って会場を抜け出し、タクシーに乗ってブギー４人は高田馬場へ向かいました。

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思えば７年前、俺と真ちゃんは中部ＴＲＡＣＫのいちファンとしてライブへ出向き、ボーカルのコウヘイにデモテープを渡したもんだった。彼らのイベント「ラブリー中部」に出演したかったから。

２０００年８月、名古屋市の東山にあるＢＬという飲み屋でブギーと中部ＴＲＡＣＫは初共演。そんときにブギーがやってた曲で今も唄っている曲は１曲もないのに対し、中部ＴＲＡＣＫは「怪盗ＸＸ」という曲をこのとき新曲で披露して、そして今でも唄ってる。

それから、もう数え切れないくらい共演し、プライベートでも大切な存在になった。

ケンカもした。多分ケンカしたのって中トラくらい。

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タクシーで馬場に着いたとき、俺はきっと泣くんだろうなと思った。泣いてメンバーに泣きつくだろうなと。

ＢＯＯＭの曲がＳＥで流れ、メンバーが登場したとき、案の定目頭が熱くなった。

１曲目「ＲＯＣＫ'Ｎ'ＲＯＬＬ　ＢＡＢＹ」

この曲も初期からずっと演奏されてきたナンバー。

この日の中トラは正直、演奏が荒削りだった。ひどかった。けれど、ものすごい気迫でちゃんとロックがロールしてた。

泣くどころか笑えてきて、微笑ましかった。

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「中トラまたメンバーチェンジらしいよ」

この言葉を何回クチにしたか・・。

中トラはとにかくメンバーチェンジが激しかった。その度にブギーは、新メンバーと打ち解けられるか心配した。今思えば、メンバーチェンジがこんなにも親近感があるバンドも彼ら以外いないんじゃないかなぁ。それくらい中トラのバンド事情って、ブギーにも影響を与えてた。

ギター不在のとき、３人編成でのっちがギターにサポートで加入した時期もあった。

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ＭＣも相変わらず。中トラにとって、「相変わらず」という言葉は最高の褒め言葉だと俺は思う。

いろんな思い出が頭をよぎって、最終的に俺は涙が出なかった。

そうだ、中トラって楽しいバンドだった。

演奏が終わった。次いつ見れるかわかんない。

いつ見れるかわかんないけど、メンバーと近所の俺はまたすぐ遊ぶんだろう。

とにかく、いい友達。

サンキュー中部ＴＲＡＣＫ。中部ＴＲＡＣＫのバカ野郎。