Georges Bataille ( ジョルジュ・バタイユ )
『 Histoire de l’oeil ( 眼球譚 ) 』
『 Madame Edwarda ( マダム・エドワルダ ) 』
『 Le Bleu du ciel ( 青空 ) 』
私は 翻訳の件で 彼と喧嘩して
彼からの謝罪の連絡を待っていた
彼から謝りの連絡が 来るまでは
絶対に 自分から 彼に連絡しないと 意地をはっていた
1週間経っても 彼から連絡がなかった
そのせいで 私は イライラした日々を過した
しまいに私は 怒りと 不安と 悲しみが 入り混じり
勉強も うわの空になりぎみだった
私は パリ在住の パリ・コレ・スタッフに連絡して
日本での 彼の近況を知ろうとした
私は ダグ ( 仮名・男性 ) に連絡した
ダグは 恋人のアル ( 仮名・男性 ) と住んでいる
私は ダグと アルの2人に 自分の心境を正直に打ち明けた
今でも 理解し難い
その時 ダグは 本棚から バタイユの本を 3冊 取り出して
私に手渡した
『 それなら この本を読むといいよ・・・ きっと判るから・・・ 』
私は まわりくどいのは 嫌だった
でも その意味を理解しようと 三冊読んだ・・・
読み出して 余計 判らなくなった
今でも ダグが 言いたかった事が 全く理解できない
実は 1冊目を読み始めてすぐに 日本にいる彼から 謝りの連絡があった
私は 彼への怒りと 不安と 悲しみから解放され
心に ゆとりを取り戻せていた
だから 三冊全部読めたのだと思う
ダグにとって バタイユは 『 聖なる神 』 らしい・・・