私がトルファンと出逢った頃、トルファンはとてもモテていた。
特に、同性(ゲイ)に好かれていた。
ある年のバレンタインデー、
現在も活躍中の某男性デザイナーから執拗なアプローチをされて、
断りきれなかったトルファンは、プレゼントを受け取った。
プレゼントはチョコレートと森茉莉の本二冊「贅澤貧乏」「私の美の世界」
そして金子國義の「エロスの劇場」
金子國義は加藤和彦のレコードジャケットも手がけていて、
トルファンのお気に入りの1人だった。
でも、トルファンは森茉莉について全く興味を持たなかった。
トルファンは森茉莉の本をフランス・パリの私に送った。
可愛らしいパリジェンヌだった私は、
トルファンからのプレゼントに歓喜して、読んだ。
そして、読んだ感想を手紙に書いてトルファンに送った。
トルファンは、私が書いた感想文を自分の感想として、
某男性デザイナーに話した。
トルファンは時々ズルイ奴だ !!
今、現在でもトルファンは、
私が書いた手紙・感想文を大切に保管している。
だから、トルファンを赦してしまう。
ちなみに、森茉莉は(トルファン同様)私の趣味ではない・・・。
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Last updated
2007年02月15日 01時27分44秒
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