10年以上前 夫は 東京・渋谷区に住んでいた
お隣さんは 橋浦 勇というバレエダンサーで 当時60歳の現役バレエダンサー
今年の年賀状でも 現役と 書かれていたので 70歳以上のバレエダンサー
当初 隣同士であっても 交流のない日々が続いていたけど
「 記憶された肉体 」 というタイトルの 創作バレエを観に行った時
その会場に観客として来ていた橋浦さんと逢い
その後 交流を持つようになった
橋浦さんからすれば
お隣さんがバレエに興味を抱く人間だった事を知り 好感を持ったのだろう
夫は 時々 私の前で バレエダンサーになる
「 ボレロ 」 や 「 瀕死の白鳥 」 を 夫独特のアレンジを加えて舞う
既に 40歳を過ぎていてもトルファンの四肢は つま先まで しなやかに伸びる
でも もし橋浦さんが見たら・・・ きっと 大爆笑するだろう
だって トルファンは奇想天外な姿で舞うのだから・・・
私は目のやり場に困っちゃう
一曲 舞い終えて 汗の滲んだトルファンの肌
「 シャワーを浴びてくる 」
と言ってバスルームに行くトルファンの後を こっそり追い駆けるおバカな私
( 蘭ちゃんの忠告に従って 部分修正しました )