「トルファンの中のカフカ」のその後・・・、です。
トルファンの仕事の事を少し書きます。
毒虫状態のトルファンは、新しい自分に孵化する事を選んだの。
以前のパリコレ等、ファッションの最先端志向から
一般大衆向け量販志向へと180度近い方向転換を決断した。
すぐに新しい環境に馴染める人となかなか馴染めない人もいる。
トルファンは後者。新しい職場への適応は非常に困難だった。
でも、自ら望んで、新しい自分に孵化する事を決断した以上、
トルファンは、会社での愚痴は何一つこぼさなかった。
でも、ベランダで遠くを見ながら、煙草を吸う時間が増えた。
ちょっと煙草の煙が目に入った・・・と言って、
悔し涙を誤魔化した事もあった。
寝ている時に歯軋りするようにもなった。
似たような体験している人達が、きっと大勢いると思う。
大勢の商品企画開発者と同様に
トルファンも毎日商品開発に悩んでいた。
試行錯誤を繰り返す。
ちょっとした事から何かを掴み、また試行錯誤を繰り返す。
そして、時々、努力が報われる時が訪れる。
もう何年目になるだろう・・・。
春夏期間だけ『世界ウルルン滞在記』CMタイムで放送されている。
・・・東レ・風通るシャツ・・・
付けられた商品名はダサいけど、東レの大ヒット商品・・・、
ビジネスマンの為の機能性ワイシャツ。
毒虫から新しい自分に孵化する途中のトルファンの産物。
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Last updated
2007年02月19日 02時38分43秒
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