トルファンの頭の中には、蒼き狼になって「ウォー」と叫びながら、内モンゴルの大草原を馬に乗って駆ける自分の姿が出来上がっていた。でも、内モンゴルの儀式のせいで乗馬など出来る状態ではなかったらしい。→「天と地と人と・・・、内モンゴルの儀式」
トルファンは真面目に仕事をする事にしました。( これが当たり前 !! )
カシミヤニット製品は、他のニット製品と比較にならない程、とても難しいそうです。トルファンが言う重要キーポイントは、信頼できる原毛仕入れ先である事と縮絨技術とピリング物性管理だそうです。
特に「ピュア・カシミヤ」表示する場合は、他の原毛が混入されていないか、原毛検査設備能力が重要らしいです。
なんか、いろいろ大変みたいですね。
カシミヤ山羊は、三種類に分類されます。
文字通り白い毛のホワイト・カシミヤ種、
クリーム色の毛のエクリュー・カシミヤ種、
濃い目の砂色のブラウン・カシミヤ種の三種類。
ホワイト種が毛の繊維が細いので、とても高価です。
カシミヤ山羊は、羊と違って、植物の根まで食べてしまいます。その為、草原(高原)の砂漠化をひきおこす恐れがあり、カシミヤ山羊の飼育数は国家規定で管理されます。
カシミヤの原毛の需要が増えても、供給を増やす事は、自然環境破壊に繋がるので、出来ないんですね。結果的に、需要が増えれば増える程、原毛価格が高騰する訳ですね。
白いカシミヤニット製品を生産する場合は、ホワイトカシミヤの毛を100%使用するのが一般的です。
黒いカシミヤセーターやマフラーは、
比較的安いエクリュー種やブラウン種の毛を使用して、黒に染めるそうです。濃色にする程、染色時間が長くなるので、毛も硬くなります。
同じ形で同じ値段でカシミヤセーターが売られていたら、白か薄い色のものを選んだ方が得らしいです。
なんとなく、今日は、イマイチなので、いったん中止します。ゴメンなさい。