トルファンは 一部の中国人に 「 三国先生 」 と呼ばれています
トルファンの苗字は 日本では全然珍しくありませんが
中国では あまり使われない漢字です
読み方を間違える中国人も多いです
それで トルファンが取引している中国企業のスタッフ達は トルファンの本名ではなく
敬愛を込めた 親しみやすいニックネームを付けて 呼ぶようになりました
そのニックネームが 「 三国先生 」 です
トルファンが 「 三国演義 」 にとても詳しい事もネーミングの理由の1つです
中国企業の彼らは お金を出し合って トルファンにある物をプレゼントしてくれました
『 三国志演義 』 の切手です
いろいろな名場面がすべて揃っています
1つ1つは安価な物ですが 捜し集めるのに手間がかかったらしいです
『 三国志 』 好きの トルファンにとって 大変嬉しいプレゼントです
何よりも 中国人との取引に苦労したトルファンにとって
初めて 信頼関係で 強く結ばれた相手からのプレゼントという点で
最高の思い出の品になっています
トルファンは、切手を自宅に持ち帰り
私に 「 三国演義 」 の切手を話している時 泣きそうになったんですよ !!
でも彼らの上司は トルファンと価値観が違うタイプの人でした
「 三国演義 」 の切手の総価格が 低価格で
プレゼントとしては 陳腐すぎると 誤った考えにとらわれて
別のプレゼントも添えたんです
『 フェラガモ 』 の財布でした
会社の面子をかけて 正真正銘の本物らしいです
でも 商品企画開発に携わるトルファンは 商品には強いこだわりがあるんです
使い易さ・機能性とか・・・ 結構こだわりがあるんです
その時に使っていた財布は 5千円程度の物でした
でもトルファンは
「 この商品を企画した奴は たいした奴だ !! 」 とか言う程 気に入っていたので
それが壊れない限り 敢えて新しい物を欲しがりません
そういう人なんです。
まぁ そういう訳で 『 フェラガモ 』 の財布は 私の物になりました !!
トルファンは 今でも時々 「 三国演義 」 の切手集を見て ニヤッとしたり・・・
涙ぐんだり・・・
こんなトルファンの年齢は 絶対公表できません (微笑)