トルファンに泣かされた出来事を思い出してみました。
1番最初に泣かされたのは、
( 約20年前、私が可愛いパリジェンヌ時代 ?? )
詩の翻訳の事で泣かされました。
( Poeなら日夏耿之介・・・)
トルファンは 日夏耿之介 氏 の古典的な文言が好きだったんです。
特に エドガー・アラン・ポー の詩に関しては
他の翻訳者を一切受け付けない程、日夏氏に傾倒していました。
それに加えて、ギュスターヴ・ドレ の挿入画が好きでした。
今、改めてもう一度、エドガー・アラン・ポーの詩の翻訳を
『 現代版・夢先案内猫 』でチャレンジしてみたいと思います。
折角ですので、ギュスターヴ・ドレの挿入画も貼付致します。
それでは、ポーの詩『大鴉』を
原文 ( Old English )
日夏耿之介 版
インフォシーク自動翻訳 版
夢先案内猫・現代 版
以上の四重奏でお楽しみ下さいませ
・・・ はじまり、はじまり ・・・
Once upon a midnight dreary, while I pondered, weak and weary,
Over many a quaint and curious volume of forgotten lore,
While I nodded, nearly napping, suddenly there came a tapping.
As of some one gently rapping,
rapping at my chamber door.
" 'Tis some visitor, "
I muttered .
" tapping at my chamber door,
Only this and nothing more. "
むかし荒凉たる夜半なりけり
いたづきみつれ黙坐しつも
忘郤の古學のふみの奇古なるを繁に披きて
黄ねいのおろねぶりしつ交睫めば
忽然と叩叩の欸門あり。
この房室の扉をほとほとと
ひとありて剥啄の聲あるごとく。
儂呟きぬ
「賓客のこの房室の扉をほとほとと叩けるのみぞ。
さは然のみ あだごとならじ。」
弱くて疲れていて、私が考える間、一度陰惨な真夜中に
多くの風変わりで面白くて奇妙な忘れられた伝説量以上-
私が、ほとんど居眠りして、突然うなずく間、たたくようになりました。
穏やかにラップしている - 私の部屋のドアを叩く - 誰か現在、
「一部の訪問客だ。私はつぶやきました。私の部屋のドアをたたくこと-
これとより多くの何だけも。
それは、かなり前のとっても冷え込んだ夜中だった。
やつれ疲れながらも
いまどき誰も興味持たないような変わった本を開きながら
物思いに耽ってた時だった。
そう、まるでうたた寝してるみたいに、まどろんでた時
コツコツと音が聞こえた
誰かがそっと僕の部屋の戸をコツコツと叩いているかのように・・・
僕は、まどろみの中で呟いた
誰かが僕の部屋の戸を叩いている・・・、
それだけの事、ただそれだけ事・・・。
つづく