1020079 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

L'Oneiropompe / 夢先案内猫

L'Oneiropompe / 夢先案内猫

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

詩の翻訳


大鴉  (一)  ポー


大鴉  (二)  ポー


大鴉  (三)  ポー


大鴉  (四)  ポー


大鴉  (五)  ポー


大鴉  (六)  ポー


大鴉  (終)  ポー


秋の歌  ヴェルレーヌ


尻の穴のソネット


美術 ( 絵画・彫刻 )


Vincent van Gogh


Gustav Klimt - The kiss


Gustav Klimt - Danae


Jan Toorop - 3人の花嫁


Brent Heighton 仕事帰り


H.R.GIGER


Caspar David Friedrich


写真 ( Photograph )


JAN SAUDEK


JAN SAUDEK 2


JAN SAUDEK 3


SARAH MOON


Michel Pilon 


George Hoyningen-Huene


Joyce Tenneson


Roy Schatt


文芸本と映画


プイグ・・・・・蜘蛛女のキス


コリン・ウィルソン


好きなオペラ


カタラーニの ワリー


ワリー 聴き比べ


1969年 好きな歌の翻訳


愛は面影の中に


THE APRIL FOOLS


1970年 好きな歌の翻訳


1971年 好きな歌の翻訳


1972年 好きな歌の翻訳


1973年 好きな歌の翻訳


VELVET GOLDMINE


1974年 好きな歌の翻訳


1975年 好きな歌の翻訳


VELVET GOLDMINE


Diamond Head / LAGRIMA


1976年 好きな歌の翻訳


1977年 好きな歌の翻訳


Down, Deep Inside


1978年 好きな歌の翻訳


潮騒


GREASED LIGHTNING


1979年 好きな歌の翻訳


I WILL SURVIVE


HEART OF GLASS


1980年 好きな歌の翻訳


Just the two of us


1981年 好きな歌の翻訳


BETTE DAVIS EYES


O SUPERMAN


1982年 好きな歌の翻訳


CHRISTIAN


Lone Rhino


Rock'n Roll Night


1983年 好きな歌 翻訳


1984年 好きな歌の翻訳


TO FRANCE


NAUFRAGE EN HIVER


Lemon Incest 


1985年 好きな歌の翻訳


萩原健一 アンドレ・マルロー・ライブ


1986年 好きな歌の翻訳


ABSOLUTE BEGINNERS


TI SENTO


乱    小柳ルミ子


1987年 好きな歌の翻訳


DJOBI DJOBA


1988年 好きな歌の翻訳


1989年 好きな歌の翻訳


MYSTERIES OF LOVE


1990年 好きな歌の翻訳


1991年 好きな歌の翻訳


1992年 好きな歌の翻訳


1993年 好きな歌の翻訳


人と時と風の中へ


1994年 好きな歌の翻訳


1995年 好きな歌の翻訳


1996年 好きな歌の翻訳


1997年 好きな歌の翻訳


1998年 好きな歌の翻訳


1999年 好きな歌の翻訳


2000年 好きな歌の翻訳


2001年 好きな歌の翻訳


2002年 好きな歌の翻訳


2003年


2004年


2005年


美麗的神話


2006年


2007年


不思議の国のアリス


ホワイト・ラビット


金子國義の中のアリス


金子國義と不思議の国のアリス


漫画やアニメ


永井豪 けっこう仮面


Profile

夢先案内猫

夢先案内猫

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 大納言@ Re[1]:ジェームズ・ディーンとリーバイス501(09/03) 通りすがりさんへ そんなことを知ってい…
 womanfilm@ Re:実業団対抗駅伝(07/26) ご無沙汰しております。今もインドですか…
 伊達のパラソル@ Re:中原中也と高橋幸宏と夫と・・・(08/13) うーん、高校の頃からずっと同じこと思っ…
 とかげ@ Re:ラ・ボエム(04/13) あー懐かしい・・・ 確か、順番は定かでは…
 やんやん1166@ Re:実業団対抗駅伝(07/26) 急にランニングにはまり、去年、フルマラ…

Headline News

2007年03月18日
XML
テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:映画・文芸

ドレの挿入画と共に  ポーの詩『 大鴉 』 を

原文 (一部の Old English は訂正しました。)

日夏耿之介 版

インフォシーク自動翻訳 版

夢先案内猫・現代 版

以上の四重奏で 引き続き お楽しみ下さいませ

再び、はじまり、 はじまり・・・

大鴉 05


And the silken sad uncertain rustling of each purple curtain
Thrilled me, filled me with fantastic terrors never felt before ;
So that now, to still the beating of my heart. I stood repeating
" 'Tis some visitor entreating entrance at my chamber door,
Some late visitor entreating entrance at my chamber door,
This it is and nothing more. "


紫丹の帳、綺窓かけのきぬふとありて、
惆しげにさゆらぐとみて慄然たり。
世にためしなく畸恠なる悚懼に身内わななきて。
偖いまはとて、小胸の動悸しづめばやと儂彳みて言擧げす。
「稀人のこの房室の扉を入らばやと、
さこそ呼ばうてあるならめ。
小夜更けてこの房室の扉をまれ人の入らばやとこそなすならし。
さこそよ、いかでことのあらむ。」


そして、各々の紫のカーテンの絹の嘆かわしい
不確かなさらさらいう音私をぞくぞくさせました
私を決して感じられない素晴らしい脅威で満たした ;
それで、現在それ(私の心臓の鼓動を静めるために)。
私は、繰り返して立っていました
「私の部屋のドアで入ることに願っている一部の訪問客だ
私の部屋のドアで入ることに願っている一部の遅い訪問客この、
それはそうです、そして、より多くの何もない。」



紫のシルクカーテン、悲しげに定めなく、
さらさらとかすれる音が、僕をぞっとさせ、
今まで僕が体験した事ない異様な恐怖に覆われた。
僕はそこに佇みながら、胸の動悸を静めようと繰り返した。
「僕の部屋のドアを叩いている、
夜更けに誰かが、僕の部屋のドアを叩いている。
それだけだ、それ以外の何でもない。」


大鴉 06


Presently my soul grew stronger ; hesitating then no longer,
" Sir " , said I . " or Madam, truly your forgiveness I implore ;
But the fact is I was napping, and so gently you came rapping,
And so faintly you came tapping - tapping at my chamber door,
That I scarce was sure I heard you. "
here I opened wide the door,
Darkness there and nothing more.


率然と心はとみに安怡ぎていまはためらふ事由もなければ、
「雅丈か内君か得判ねども、ひたに恩宥を願ぎまつる也。
さはれ寔に交睫みてありし折柄、
いとも仄かに叩叩と訪ひたまひたれ。
いと秘やかにほとほとと、この房室の扉をほとほとと、
聴きがてにこそ來たまひつれ。」と、
扉をさつと掻い放てば、黯澹として、かげだもなき。



まもなく、私の魂は、より強くなりました。
もはやそれから躊躇しないこと、私が言いました。
「殿方または貴女、本当に私が嘆願するあなたの容赦、
しかし、実のところ、私は居眠りしていて、
そして、穏やかに、あなたは打って来ました、
そして、かすかに、あなたは軽く打って来ました。
私の部屋のドアをたたいて、
その私は不十分な私があなたの話を聞くと確信しました。
ここでは、私は広くドアを開けました。そこの暗闇とより多くの何も。



やがて僕は落ち着きを取り戻した。
そして躊躇う事なく、言った。
「どなたでしょう、全く気づきませんでした。
うとうとしていて、貴方に気づきませんでした。
貴方はとても控えめにこつこつとドアを叩いていましたから・・・、
僕が聞き取るのがやっとな程に・・・。」
僕はドアを開けてはみたが、
辺りは闇に覆われ、何(の姿)もない。


大鴉 07


・・・  つづく  ・・・






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年01月11日 21時53分46秒
コメント(4) | コメントを書く
[映画・文芸] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X