日記の本題は、デニムパンツ( Levi's )の話
でも、その前に・・・ちょっとだけ想い出話
夫と出逢った頃、
パリで観たフランス映画に『 恋の病 』というのがある。
観たのは、フランス革命200年記念の1988年。 古~い!
製作されたのは、1987年。
ナスターシャ・キンスキー、ジャン=ユーグ・アングラード
そして、名優ミシェル・ピコリ。 この三人の三角関係。
映画のストーリーは、
偶然、同じ列車に向かい合わせに座った男女。
ジュリエット( ナスターシャ ) と クレマン( ジャン=ユーグ )。
片方が起きてる時、片方は眠ってる・・・。
言葉を交わす事もなく、ただ、その寝姿を双方が、微笑ましく見ていた。
ガンの権威ラウル教授( ミッシェル )。親友の死で落ち込み、
なんと・・・自分よりもずっと若い娘ジュリエットをナンパしちゃう。
この時のナンパの台詞、約20年経っても、私は覚えてる (笑)
『 お嬢さん、外は寒いし・・・、キミを照らす灯りもない・・・ 』
実は、夫もこの映画の台詞をパクッて・・・、
夜のシャイヨー宮で、私に言ったから・・・。
ジュリエットは、簡単におちて・・・、ラウル教授と同棲する (笑)
でも、教授の部下になった若き医師クレマンと再会し、恋に落ちてしまう。
二人の男性の間で揺れる女心を描いた恋愛映画。
映画の衣装は当時人気のアニエス・b そして シャネル
ジュリエットの職場として登場する ジャック・デサンジュ。
ナスターシャ・キンスキーって、
節操無く惚れ易い女の役がとても上手いと思う! (笑)
ジュリエット( ナスターシャ・キンスキー )は、
白いプードルを飼っていて、その犬の名前は、『 レビ・ストロース 』。
デニムの世界的老舗ブランド Levi Strauss をそのまま命名していた。
リーバイ・ストラウスと言わないところが可笑しかった・・・。
夫は、デニムにとっても こだわりがある。
デニムパンツは、Levi's しか穿かない! ユニクロなんて絶対穿かない。
その上、普通の Levi's ではダメ。 超マニア !
Levi's 501 に関して、すっごく詳しい。
それを知ってても、別に、役に立たない事なのに・・・ (笑)
夫が持っている Levi's 501 は、マニア垂涎の品物ばかり・・・。
私から言わせれば、たかが デニムパンツ・・・。
私は、ユニクロのデニムを 2つ 持って穿いてるし・・・。(笑)
夫は、子供の時に TVのCMの、
『 J・ディーンも M・モンローも・・・、
そして西部劇のヒーロー達も・・・。
ヒーローは、みんなリーバイスを穿くんですねぇ・・・ 』
という水野晴朗の言葉にコロッと殺られてしまった
お小遣いを貯めて、リーバイスを買いに行った、のせられ易い人だ!
そう言うと、夫は嫌がるけど・・・、のせられ易い人だったと思う。
でも、それからずっと、リーバイスだけ・・・。絶対浮気しない。
ユニクロのデニムパンツのひざのトコ、穴が開いてきたから・・・
私、デニムパンツを1つ買いたいんだけど、
どれがいいか、選んで・・・って言って、
ちょっと、元気のない夫を連れ出す事にしました!!
あれが欲しい、これも欲しい・・・
じゃあ 俺も もっと頑張らなきゃ・・・ って、そうなって欲しい (微笑)