L'Oneiropompe / 夢先案内猫

1957年　　冬　　ウィーン

元ナチス親衛隊 ( ＳＳ ) の身元を隠し
ホテルの夜番のフロント係として働くマックスの目前に

かつて　弄んだユダヤ少女ルチアが
今や高名な指揮者の妻となって現われる



ゲットーに収容されたユダヤ人少女役　シャーロット・ランプリング

リリアーナ・カヴァーニ 監督の映画
『 ＩＬ　ＰＯＲＴＩＥＲＥ　ＤＩ　ＮＯＴＴＥ 』

( THE NIGHT PORTER )　　　　　日本タイトルは　『 愛の嵐 』



↑
のどを潤すルチア

この上の写真のショッキングなシーンが　You Tube にアップされてた

↓　↓

【You Tube】　ＩＬ　ＰＯＲＴＩＥＲＥ　ＤＩ　ＮＯＴＴＥ　



たとえ　嫌いな男だとしても　切断された生首をプレゼントされて・・・
恐怖の叫び声を　必死に抑え込む少女ルチア





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収容所内の日々の恐怖の下で　精神が倒錯していくルチア
はじめは　生き延びる為　演じている
でも　やがて　それを苦しまずに　できるようになる

( それ程　恐ろしいナチスの蛮行 )

さらに　心は　それを・・・

だから　かつて　弄ばれた男に再び・・・




リリアーナ・カバーニという女性 ( 映画監督 ) は

実際にナチスに弄ばれた体験をした人々
どうにか生き延びれた人が　この映画を見たら・・・

そういう事は　気に留めもせず
自己の望むままに　退廃的デカダンス　倒錯世界を描いたように感じる


そういう点で　かなり　エゴイストな女性のような気がする
私の偏見　？





シャーロット・ランプリング
写真家ヘルムート・ニュートンの作品にもあるけど


ヘルムート・ニュートンも
リリアーナ・カヴァーニの映画の雰囲気を好んでいる感じがする


映画 『 エンゼル・ハート 』 のシャーロット・ランプリングは
嫌な殺され方をしていた

エンゼル・ハート（期間限定）(DVD) ◆20%OFF！

薄幸なイメージが強くある






おどけた表情の方が　見ていて　嬉しい気がする