中原中也と高橋幸宏と夫と・・・
前日のブログに書いた 中原中也の未刊詩篇の中の作品 ( 蝉 ) について夫が ウンチクを語り始め・・・ 段々 調子にのって未刊詩篇の他の作品 ( 別離 ) の事を語り始めた・・・そして・・・中原中也の未刊詩篇の作品 ( 別離 ) をアレンジして作られた音楽もあると言い出した 上記の画像をクリックすると 高橋幸宏 : What, Me Worry ? に関する紹介文を読めますWHAT, ME WORRY ? ( ボク、大丈夫? )A-1 What, Me Worry? ( Instrumental ) ( 01:05 )A-2 It's Gonna Work Out/きっとうまくいく ( 04:00 )A-3 Sayonara/サヨナラ ( 05:53 )A-4 This Strange Obsession/ディス・ストレンジ・オブセッション ( 03:42 )A-5 Flashback/回想 ( 05:17 )B-1 The Real You/本当の君 ( 04:45 )B-2 Disposable Love/使い捨てハート ( 04:29 )B-3 My Higland Home In Thailand ( Instrumental ) ( 01:11 )B-4 All You've Got To Do/すぐそこにある ( 03:31 )B-5 It's All Too Much/すべて 素晴らしすぎる ( 04:41 )( 高橋幸宏 1982年のソロアルバム )ミュージシャンの高橋幸宏は 4枚目のソロアルバムを制作するに際して中原中也の未完詩篇の中の作品 ( 別離 ) をアレンジして「 Sayonara/サヨナラ 」 というタイトルの曲を作ったんだ・・・ と 夫が言った ( 苦笑 )証拠は・・・? と 夫に聞いたら・・・「 証拠はないけど 俺はわかる! 」 と アンビリバボーな返事をされた ( 笑 )これ以上ない程 サイコーな回答をする夫です興味のある方は 下記の画像をクリックして You Tube 無料動画の高橋幸宏 「 Sayonara/サヨナラ 」 を御覧下さいませ↓ ↓ 上記中央の画像は 【You Tube】 高橋幸宏 SAYONARA/サヨナラ にリンクしています中原中也の未刊詩篇の中の作品 「 別離 」 を ご紹介致します別離( 1 )さよなら、さよなら!いろいろお世話になりましたいろいろお世話になりましたねえいろいろお世話になりましたさよなら、さよなら!こんなに良いお天気の日にお別れしてゆくのかと思ふとほんとに辛いこんなに良いお天気の日にさよなら、さよなら!僕、午睡の夢から覚めてみるとみなさん家を空けておいでだつたあの時を妙に思ひ出しますさよなら、さよなら!そして明日の今頃は長の年月見馴れてる故郷の土をば見てゐるのですさよなら、さよなら!あなたはそんなにパラソルを振る僕にはあんまり眩しいのですあなたはそんなにパラソルを振るさよなら、さよなら!さよなら、さよなら!( 1934年 11月 13日 )高橋幸宏の 「 Sayonara/サヨナラ 」 というタイトルの曲の 最後の方で「 少し うるさいくらいだ・・・ 蝉の声がまるで・・・ 」曲の中に 上記の語り部分があるだけなのに夫は 未刊詩篇の中の作品 ( 蝉 ) も ちょっと 活用されている とのたもうた! (笑)とことん イカセテくれる人です! (笑)中原中也の世界に浸る?? 高橋幸宏夫が言う事は おいといて・・・高橋幸宏は 相当な ナルシストなのだろうなぁ・・・全然関係ないですが上記の画像の中で 高橋幸宏と一緒に映っている自転車と 似た自転車を私は持っています!! ( ハイ! 全然 関係ありませんね・・・ )中原中也 未刊詩篇の中から・・・蝉蝉が鳴いてゐる、 蝉が鳴いてゐる蝉が鳴いてゐるほかになんにもない!うつらうつらと僕はする・・・・・・風もある・・・・・・松林を透いて空が見えるうつらうつらと僕はする。『 いいや、 さうぢやない、 さうぢゃない! 』 と 彼が云ふ『 ちがつてゐるよ 』 と 僕が云ふ『 いいや、 いいや! 』 と 彼が云ふ『 ちがつてゐるよ 』 と 僕が云ふと、 目が覚める、 と、 彼はとつくに死んだ奴なんだそれから彼の永眠してゐる、 墓場のことなぞ目に浮ぶ・・・・・・それは中国のとある田舎の、 水無河原といふ雨の日のほか水のない伝説付の川のほとり、藪蔭の土砂帯の小さな墓場、------ そこにも蝉は鳴いてゐるだろチラチラ夕陽も射してゐるだろ・・・・・・蝉が鳴いてゐる、 蝉が鳴いてゐる蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!僕の怠惰? 僕は 『 怠惰 』 か?僕は僕を何とも思はぬ!蝉が鳴いてゐる、 蝉が鳴いてゐる蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!( 1933年 8月 14日 )中原中也 全詩歌集( 上 ) ( 下 ) ( 講談社文芸文庫 )文庫本でも 1冊 1,600円 !!自分が好きな文芸作品を 思いもよらぬ別ジャンルの人が 自己表現していた時好き嫌いは別にして とても気になる作品として 記憶に残りますね 画像は 【You Tube】 サディスティック・ミカ・バンド タイムマシーンにお願い にリンクしています高橋幸宏と言えば・・・ サディスティック・ミカ・バンド! ( 古いですね! )