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先日ジムロジャーズの著作世界バイク紀行を読みました。著者のような英語を母国語とする人でも
法律があっても、日本の公務員のような担当者の賄賂欲しさの法律の個人的解釈によって、アフリカのナイジェリアでは出国することだけにさえ、エネルギーと時間を消耗したと書いてあります。 法律には国家が行うある種の詐欺行為が、国家権力によって合法化されています。この著者の場合も 入国時には身に付けているお金を全て申告すること、この金額を全てナイジェリアの通貨に変えること、しかし出国時にはハードカレンシーに再交換しない等々です。最初から罠が仕組まれているわけです。 ましてや、普通の日本人の英語力で、裁判を受けることになったら、まさにパニックです。 私もそう言えば、2回目にケニアに行った時、悪徳警察官に捕まりました。 警察署に連行されたら暴行を受けると聞いていましたので、賄賂を払うべきか瞬間悩みました。 しかし1っ回払うと、暴力団と一緒で、その情報は瞬時に伝わり際限が無いだろうと判断して、賄賂の支払いを拒否しました。 どうやってピンチを脱するか、この時ばかりは久しぶりに脳内細胞をフル回転させ、エゲレス人風に 気障な動作と言葉を選びながら相手を怒らせ無いように、交渉を重ね、裁判に持って行きました。 2回目のアフリカで感じたことは、人心が悪化しているとの印象を強くしました。騙された方が悪い、騙した者は賢いという、かって無かったケニア人の行動は、国を潰す前兆として脳裏に焼き付いています。 日本も同じ方向に行くように感じています。移民できる人は日本を離れて行くように思います。 さてさて、次回は外国での裁判に付いて書いてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/03 12:31:04 PM
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