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時間が午前10時頃になってくると、この時間感覚ですが、10時前でも過ぎでもなく、頃と言う漢字がぴったりなんです、さて長いすにざっと50人くらい居た様に思います。何人かの被告人は手錠をはめられて座っています。裁判長の横には検察事務官なのか警察官なのかわかりませんが犯罪被告人の書類を抱えた事務屋さんが陣取っていて、一人一人名前を読み上げます。そうすると裁判官横の被告席があり、そこに行って、立ったままで、罪状を聞かされるのです。裁判長とその他被告達を見渡せる角度で被告人の罪状認否を行います。金のある人はここに弁護士が入ってきます。裁判長は1っ回毎(被告一人ずつ)に、アイ、スインク(私はこう思う)と有罪無罪罰金額を決めて行きます。
金の無い私は、必死の面持ちで作文した、ペーパーを読み上げました。内容も大事です。 如何に無実であるのか、外国人である私はケニア人の面子を傷つけないように等々と感情も入れながら読み上げました。周りの連中はうんざりしてましたが、構っておれません。 裁判官の表情を読みながら、私は良い人を繰り返しました。 結果を言えば、ここで保釈金を返して貰える判決を頂きました。無罪です。 アフリカは人心が毎年悪化している感じがし、失望しました。 蛇足ですが、この裁判時法廷にはデイルワイリーと言うニュージーランド人のパイロットも来てくれて、余り付き合いもないのに、金がなければ貸すといってくれました。この証人の要る限り行方不明 にならなくて済むと心強く思ったことを覚えています。 治安の悪い地域で生息するには、信頼でき、腕の立つ友人が必要に思います。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/20 06:02:11 PM
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