わかりあえるか　中国人と日本人

先月の反日デモ以来、個人レベルの不買運動
が続いている中国、日系車が売りにくくなり、
倉庫が満杯になったため、各メーカーの生産
調整が断続的に行われています。

対照的に、韓国の現代自動車が9月に12万台
以上の新記録を樹立し、欧米メーカーも１割
程度増えました。

日中関係の緊張が続けば、一番うれしい国は
恐らく韓国で、アメリカ、ドイツがそれに続き
ます。

昨日発表した中国テレビ市場のシェアによると、
日本ブランドが去年の３０％から、１８％まで
急降下しました。日本メーカーは平均で４０％
以上のマイナス、経営不振のシャープが５０％
以上もマイナスになりました。まさに「泣き面
に蜂」ですね。

業界では「中国市場での日本メーカーの衰退が
決定的になった」との見方も出ているほどです。


その一方で、トヨタ、日産、ホンダの大手各社が
デモ期間中損害を受けた日系車オーナーに補償
するイベントが一斉始まりました。

売り上げに繋がったらいいですが・・・