わかりあえるか　中国人と日本人

お陰様で、娘が結婚することになりました。

娘の成長過程を振り返って見ると、父親としては、
感慨深いものがあります。

21年前の冬、日本語が全く分らない娘が京都大学
近くの保育園に入り、母親の自転車で上賀茂から
通いました。

上賀茂の自宅近くの小学校に入学しましたが、親
の都合で引越しが続いたため、西院、太秦へ転校
の連続でした。

京都の女子中学校に入学したものの、1年で親の
転勤に伴い、名古屋へ引っ越しました。

名古屋の南山女子中学校に転校したかったですが、
「宗教がちがう」を理由に編入試験も受けられま
せんでした。結局、自宅近くの市立中学校に入り
ました。

色んな苦労がありましたが、娘がものともせず、
名古屋屈指の公立高校、地元の国立大学を出て、
医師になりました。後は一人前のお医者さんに
なって欲しいだけです。

少し寂しくなりますが、若い二人の門出を温かく
見守りながら、末永く幸せになることを祈ります。

最後になりますが、お世話になった方々にこころ
から感謝致します。