わかりあえるか　中国人と日本人

円高に苦しんでいた日本ですが、１ドル８５円
になったところで政治家もマスコミも円安を心配
し始めました。

長年デフレに悩まされていた日本がインフレの
ことを心配しています。ゼロ金利なのに、国債
の金利上昇を心配しています。

備えが必要ですが、心配し過ぎることになってい
ませんか。

養老孟司さんの「甘ったれるな！ 中年」を思い出
しました。簡単に実現できない話もありますが、
柔軟な発想に共感できますね。


何のために生きるのか、中年になってこそ自問を
──「おカネがあれば安心」という感覚がそもそも違うと。

国連の統計でラオスはアジアの最貧国になって
いますが、

僕はおコメの収穫シーズンにラオスに行って、
お百姓さんに聞いたことがあります。
「年に何回おコメを作るんですか？」と。
気候が温暖で何毛作でも可能ですからね。

そうしたら怒られました、「こんな大変なこと、
年に一度でたくさんだ」と。いかに余裕がある
暮らしをしているかが分かるでしょう。

要するに現金がなければ貧乏とされてしまうの
です。今の貧富の測り方がおかしいのですよ。


少子高齢化になりますが、人口が１割減るなら、
１割分余計に働けばいいだけのことです。

日本で生きるのが不安ならブラジルでもベトナム
でも行けばいいでしょう。


皆さん、どう思いますか？


武漢大学の建築