わかりあえるか　中国人と日本人

河合周夫外務次官がアメリカ訪問したにも関わらず、
「日程厳しい」を理由に安倍首相の１月訪米が実現
できませんでした。２月以降の確約も取れていません。

“世界で最も重要の両国関係”なのに、「できる
だけ早い時期に実施したい」の「外交辞令」で片付
けられてしまいました。

逆にクリントン長官に続いて、アメリカ駐日大使、
国務次官補が尖閣諸島の領有権をめぐる問題で、
日中両国による対話と冷静な対応の重要性を連日
指摘しました。


理由は色々ありますが、恐らく常に自国の利益を第１
にするアメリカから見れば、２つの問題が大きいと
思われます。

その１、自民党の選挙公約に｢TPP参加反対｣を明記して
おり、夏の参議院選挙まで簡単に修正できない見方が
出ています。

その２、日中関係について、中国脅威を煽ってアメリカ
の武器が売れるようになることが望ましいですが、日中
間の紛争に巻き込まれたいアメリカの政治家が恐らくい
ないでしょう。


ロシア風景