今日はね近所のカルチャーセンターで開催された甲野善紀先生の古武術セミナーに行ってきました

武術の身体の使い方が、セラピストの施術の姿勢にとても関係があることを知ったのですが、一人じゃできない・・・
で、ずっと古武術が気になっていたの。

そんな時に、チャリで行ける場所で甲野先生の特別講演があると発見
もち、即申込。
定員ギリギリセーフで申込完了。


今日、会場に行ってビックリ
すっごい参加人数でした。約１００人はいましたね～。

そんな大勢の参加者の中、私はとっても運が良かったのか、先生の相手に選んでいただきまして直に先生の手の感触を体験することができました～

ＴＶでよく披露しているダラ～んと寝た人を起こすケースを体験させていただきました。なんだかとっても不思議な感覚。
まったく力を入れられているという感じがしないのに自分の身体がふわっと浮くように持ち上がるのです。
無駄な力がどこにもはいっていないってこういうことなのね
とスッゴイ納得しちゃいました。

それと、今度は逆で私が男の人を起こすケースを教えてもらいました。普通に持ち上げるにはとってもじゃないけど1ミリも持ち上げられないという男性を、先生の言うとおりにやってみると持ち上がるのですわ～
超感動


どーしてこんなことができるのか先生のお話を聞いて、すっごく私のアンテナに響いた言葉がありました。

「身体全体が南京玉すだれのようになっています」ということ。


ははは（笑）
何のこっちゃですわね。

動作が次々と先へ先へ続いていて、その移動の瞬間に合わせて身体がふにゃふにゃに分解されて、自分の動きに身体が勝手についていっているようになるみたいな・・・
あ～ん、上手く説明できない

とにかく見たらわかるけど、先生は身体がふにゃふにゃで力が抜けた状態のまま、移動したり体制を変えたりすることができるんですわ～。
そんな状態なのに、スゴイ大きな力が出たり、スゴイ速い動きが出来たりするんです。


身体を上手に使うと、とても小さなエネルギーで大きな力をつくり出すことができるんですよね。私たちセラピストの施術も同じなんだと思うのです。それを最近、すごく実感しています。


今日は施術のヒントになるような気づきがたくさんありました。今度、古武術の動きを取り入れた施術を練習してみようっと
私も身体が南京玉すだれみたいになれますよーに






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